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【本当のリスクとは?】資本主義社会を生き抜く「唯一無二」の手段

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最近はトレードに限らず、
お金に関する人生相談を受けることも多いのですが・・・

みなさん特に、
ポートフォリオのバランスをどうすべきかで悩まれているようです。

リスク分散に意味がないということは、
過去にもお話ししたとおりですが、
しかし運用に何を求めるのかは人それぞれの価値観ですので、

「安全と安心」を最優先される方にとって、
リスク分散は必須と言えます。

リスク分散すれば、
余程のことがあっても減りません。

逆に言えば、
余程のことがあっても増えません。



減らないということは、増えないということです。



増やさなくて良いのなら、リスク分散する価値があります。

しかしそもそもとして、
増やさなくて良いのなら、わざわざ投資する必要もありません。

本気で安全・安心を最優先するのなら、
「投資に手を出さない」のが最善手であることは間違いありません。



どちらにしても、
ポートフォリオの資金配分を考える上では、

どれだけ攻めて、どれだけ守るか、
攻めと守りのバランス感覚が問われます。



オフェンスとディフェンスの統括はある意味、
チームのコーチで、或いはオーケストラの指揮者で、
また或いは映画監督のようなものかもしれません。

全体を見渡す力、
采配のバランス感覚は、センスに他なりません。

そして中には、
ポートフォリオの大部分を預貯金として、
セーフティーゾーンに蓄える方もいらっしゃるかと思います。

というよりむしろ、
日本人は特に預貯金を好む傾向にあるので、
多くの方は資金の大部分を預貯金としてお持ちかと思います。

これは厳密にいえば、
預貯金を好むというより、
預貯金しかできないと表現したほうが適切かもしれません。

もっと言えば、
労働人口の大部分は、
預貯金すらできない状態にあるのが実態です。

お金を預貯金として蓄えておく民族性は、
マネーリテラシーの低さをそのまま物語っています。

歴史を紐解いていくと、
戦前の日本ではお金の話がオープンに行き交っていました。

しかし戦後、お金は汚いものとして扱われ、
「お金の話」をすること自体、タブー視される風潮が生まれました。



ブログではあまり書けませんが・・・・

これらは当然、
資本主義の先進国であるアメリカによる刷り込みです。

世界大戦に敗北した時点で、
日本は資本主義社会の奴隷国となりました。

義務教育課程には「本物の投資」と呼べるお金の教養は一切排除され、
マネーリテラシーゼロの社会人が量産されました。



いわゆる社畜です。



資本主義社会で上に立つ者にとって、
お金に関して無知な労働者が大勢いたほうが都合が良いからです。

逆に言えば、
労働者にお金の知識を持たれると困ります。

自分たちの立場が危ぶまれることを恐れ、
本物のマネーリテラシーを労働層から徹底的に排除してきました。

安い賃金で何十年と都合良く働いてくれる社畜の完成です。



既に日本円はどんどん弱くなっていますが、
これからこの衰弱は更に加速していきます。

経済大国日本は、過去の言葉です。

ピークはとうの昔に通り過ぎ、
現在は衰退の一途を辿っています。

その理由はシンプルで、
若者がいないからです。

出生率は下がり、
寿命は延び、高齢者は増え続け、
逆ピラミッド型の人口分布は必ず破綻します。

出生率は下がり、
国力は衰退し、
ますます生み辛い環境となり、
出生率は更に下がり、
完全な負のスパイラルに入っています。

こうした危機感もあって、
私は今こうやってブログを書かせていただいています。

20年かけて培ってきたマネーリテラシーを、
あなたと少しでも共有しておきたいからです。



長寿命国として喜んでいるのは、
マネーリテラシーに乏しい低所得層です。

実際は、
長生きできるようになった訳ではありません。

強制的に長生きさせられているだけです。

製薬会社にとって、そのほうが儲かるからです。
当然、製薬会社の大元は勝戦国であるアメリカです。

闘病が長引く難病を治す革命的な薬は、
あえて開発しません。

長引いてもらったほうが儲かるからです。

結果として敗戦国の労働層は、
定年後も働くことを強制され、
ボロ雑巾になるまで搾り取られます。

挙句の果てには、老後問題が待ち構えています。

これでは何のための命なのか、
何のために生まれてきたのか分かりません。



だからこその、投資です。



資本主義社会を生き抜く、唯一無二の手段。

それが投資です。



マネーリテラシーのない人間は、
危機感がありません。

マネーリテラシーがないからです。

そのため、
預貯金残高をみることで、
未来への恐怖心を克服しようと努めます。

預貯金をみて安心できるのは、
預貯金こそが唯一のセーフティーゾーンと考えているからです。



預貯金=リスクゼロ。



しかしこの認識は、
真実とはかけ離れています。

こうした思い込みを、
戦後、何十年とかけて刷り込まれてきました。

衰退国において、
預貯金を続けている限り、
生活水準はどんどん下がっていきます。

生産力を失い、
あらゆる供給を国外に頼り、
世界にぶら下がらざるを得なくなったとき、

これまでと同じ支出では、
これまでと同じ生活を維持できなくなります。

既にその波はじわり押し寄せているので、
肌感覚で感じられている方もいらっしゃるかと思います。

ノーリスクであるはずの預貯金は、
私にとって超ハイリスクです。



資本主義社会において、
敗者は常に多数側です。



全ての常識を疑って間違いありません。

一見、ノーリスクかのように思える預貯金こそが、
実は最もリスキーな行為の1つとなり得ます。

預貯金は基本的に、
やがて切り崩される運命にあります。

崩されるのをただ待っているだけの、
完全に受け身姿勢のお金です。



資本主義社会では、
受け身で生きている限り、喰われます。

預貯金は、完全な防御姿勢です。
攻撃することを諦めています。



反撃しない=敗北  を意味します。

闘うことを諦めた瞬間に、負けが確定します。



そして本当の守りは、攻めの中にこそあります。

攻めて、攻めて、攻めまくる。

相手に反撃の隙を与えないことこそが、究極の守りです。




受動的ではなく、能動的に。

完璧に守りつつ、勝ちを狙いにいく。



それが投資の本質です。



ディフェンスは、ディフェンスではありません。
本当のディフェンスは、オフェンスの中にあります。



もちろん投資は、リスクそのものです。



だからこそ、
多くの人々はリスクを避け、預貯金を蓄えます。

しかし真実は、
リスクを避けることによって、リスクが生まれます。



リスクを避けるという、リスクです。



リスクを避ける生き方を選んだ瞬間に、
資本主義の奴隷として、都合の良いように扱われます。

奴隷として生きることをヨシとするなら、
リスクを避ける生き方もアリです。



しかし1度きりの人生。

せっかくいただいた命。



生きたいように、望むように、生きたいものです。



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そして自動売買には、
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