相場に欠かせないメンタルコントロール

独自開発したアルゴリズムを活用し、10年連続で過去最高益を更新中。

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私は現在、
独自開発した自動売買で資産を運用していますが、
１０％を超えるドローダウンはこれまでにも、
それこそ数え切れないほど遭遇してきました。

しかし結果的には、
それらのドローダウンを回復し、克服し、
過去最高益を更新し続けて今に至ります。

自動売買なので運用を行っているのはマシンですが、
とはいえマシンを動かしているのは生身の人間なので、
どうしても感情は介入してしまいます。

ドローダウンを受けている最中は精神的にやられますが、
そんな時は一歩引いて、
これまで辿ってきた足跡、軌跡、実績を俯瞰して振り返るようにしています。

目先の損益に囚われず、
長い目で考えることを心掛けています。

例えば１週間のドローダウンが続いたときは、
その週で見るのではなく、その月で見て、

もっといえば、
その月で見るのではなく、その年で見て、

更にいえば、
その年で見るのではなく、５年、１０年で見ています。

そうすると、
ドローダウンが大した「苦」ではなくなります。

考え方を変えて、
視点を変え、視野を広げることで、
精神的苦痛を和らげることができます。

相場はメンタル勝負なので、
ロジック云々より、
メンタルのほうが遥かに大事だと考えています。

自分で自分のメンタルをコントロールできるよう、
考え方に工夫を凝らしてあげることで、
ずっと楽にトレードを継続できるようになります。

実社会でもそうですが、
いつも不機嫌そうにしている人もいれば、
いつも上機嫌にしている人もいます。

どんな時でもニコッと微笑んでいる人ってやはり素敵です。

実際は、
その人にばかり楽しい出来事が起こっている訳ではなく、
楽しいことも、辛しいことも、苦しいことも、
みんなに等しく降り注いでいるはずです。

楽しい時は誰でも笑っていられますが、
嫌なことが起きた時にこそ、
その人の人間としての器が試されるように思います。

相場でいえば、
予期せぬドローダウンに遭遇した時。

そのとき如何にメンタルコントロールできるかが、
運命の分かれ道なのかもしれません。

特に裁量トレーダーの場合は、
常にメンタルとの闘いになりますが、
私の場合は自動売買なので、
裁量と比べれば幾分、メンタル的にもやりやすいと感じています。

極論、
何も余計なことはせず、任せておけばいいので。

自身の機嫌取り、メンタルコントロール然り、
相場のテクニックは万物に通じていて、
実社会でも役に立つものばかりなので面白いです。

そもそも相場の勝者は極少数ですが、
自動売買で勝ち続けている割合はそれこそ絶望的かと思います。

私は今でこそ資産を築くことに成功し、
そこから様々なご縁をいただいて、
ヘッジファンドの第一線で活躍されている友人も数名いますし、
個人でトレードしている人間も数多くいますが、
みな裁量プレイヤーで、
自動でやっている人間がそもそも少数派です。

逆に言うと、
自動で手放しで勝つのはそれほど難しいことなのかもしれません。

自動売買で勝ち続けていくことは超少数派なので、
私は常に、
人の「真逆」をやるように心がけています。

たとえばメンタルコントロールの観点で世間を見渡してみると、
人の視線や人の意見ばかりを気にして、
他人の機嫌を取ることにばかりエネルギーを注いでいる人が、
おそらく大多数を占めているのではないでしょうか。

上司を気にしたり、先生を気にしたり、同僚を気にしたり・・・
他人を気にせず、
自分の機嫌を取ることに集中できている人は、
超少数派のように思います。

相場から学んだことは、
実社会にも応用していきたいので、
人の機嫌ばかり窺うのではなく、
自分の機嫌を窺える人間でありたいと願います。

最後までお読みくださり、本当にありがとうございます。

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