#地域連携
新時代の通訳ガイド活用のススメ
新型コロナウイルス感染症に翻弄された一年が過ぎ、新しい年を迎えてから、早くもひと月が過ぎました。寒くて長い冬の後には、春が必ずやってきますよね。「冬きたりなば、春遠からじ」の言葉に思いをはせ、季節のうつろいを感じています。
昨年からインバウンド市場は蒸発、そして私のツアーガイドのお仕事にも影響が続いていて、海外旅行者の受入れ再開を静かに待っています。
私が生業としているのは、海外から来日するお
中国の連休、どこへ行く?
間もなく中国では、連休の時期がやってきます。
先ず「中秋節」。中秋節は旧暦の8月15日で、新暦にすると今年の中秋節は9月21日になります。中秋節はその前後の3連休です。そして、10月1日の「国慶節」は、中国の建国記念日で、連休期間は7日間です。
このように今年は中秋節の国慶節の2つの祝日が近く、まとまった休みがとりやすいことや、そしてまだ海外旅行は難しい現状もあり、国内旅行がこの連休に大幅に増
旅行予約サイトの中国版「ガチャガチャ」人気爆裂
中国語圏からの観光客で、特に若い年代には日本の「ガチャガチャ」、「ガチャポン」が人気です。何がでるのか、 開けてみるまで中身がわからない「ワクワク感」は万国共通のようです。
販売機は、コインしか受け付けません。小銭のないお客様に、「お札をくずせない?」と聞かれることもあり、「はい、大金はありませんが、小金はありますよ」と笑いながら、両替をします。
日本の「ガチャガチャ」は、普通フィギアやキーホル
言葉の誤解や勘違いの事例
新型コロナウイルスワクチンの高齢者向けの接種が本格化し、国内での接種が6月9日時点で2000万回を超えたというニュースを見て、コロナ終息に少しずつ近づいていると信じてやみません。
コロナ終息後の来たるべき外国人観光客の訪日再開を見据え、やはり、現場においてお客様と接する際の対応力を強化することが大切です。訪日外国人の感情表現や価値観、発想の違いなどを前もって知っておいて、円滑なコミュニケーション
長いトンネルを抜けた後、これには気を付けてトラブル回避
ニュース報道によりますと、ヨーロッパではギリシャとイタリアが新型コロナウイルスのワクチン接種を終えた旅行者などに対して入国後の隔離措置を撤廃する方針を示し、外国からの観光客の受け入れを再開する動きが広がっています。
ギリシャは5月14日からEU加えて、イギリスやアメリカなど合わせて53か国からの旅行者に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種を終えた証明かPCR検査での陰性証明を提示することを条件
タイ人のお客様をおもてなしする際のヒント【写真撮影編】
その日、その場所にいた瞬間を切り取ることができる写真。コロナ禍で自由な移動が叶わないため、「以前旅先で撮った写真」の数々を見返しながら、思いを馳せているのはどこの国でも同じではないでしょうか。
今、タイ人の間では、そんな「以前旅先で撮った写真」にハッシュタグเที่ยวทิพย์(ティアオ・ティップ、直訳すると「神の旅」)を付け、SNSに再投稿するのが流行りです。現実には外国旅行はできないけれど
発音により生じる誤解を回避
私は、今まで約30年間、中国語のガイド、通訳、翻訳に従事してきました。仕事柄、国内外のいろいろな所に行ったり、様々な人と出会う機会が多く、それはたいへん貴重な経験になっています。近年はその経験を活かしてインバウンドの受け入れ側のノウハウをお伝えしています。
習慣の違いや価値観の違いから生じる行き違いやトラブルで不愉快な想いをするのは、お客様にとっても受け入れ側にとっても避けたいものです。
実際
タイ人が好んで食べる「ピンヤーン」と持ち込みタレについて。
「このあたりに美味しいピンヤーンのお店はある?」
「今夜はピンヤーンが食べたいな。おすすめのお店を教えて。」
訪日タイ人のお客様をお連れしていると、客層を問わずこんな風に聞かれることがあります。
「ピンヤーン ปิ้งย่าง」とは、タイ語で「焼いて食べるもの」。イメージとしては炭火でジュージューと焼く焼肉やシーフードのBBQ。また串に刺した日本の焼きとりやカウンターで食べる鉄板焼、炉端焼きな
満足度UPおまけのサービス
新型コロナウイルス陽性者数がまたもや増加傾向で、インバウンドの回復は依然として、まだ先は見通せませんが、今できることとして今日はソフト面を考えていきたいと思います。
ハード面はいわゆるメニューや注意書きの外国語表示など実際に行うこととするならば、ソフト面はすなわち精神面や意識改革で、最も根本になることなので、先ずそこから考えていきます。
「満足」とはビジネス全般に言えることですが、私たち通訳案
「日本に行ったら何がしたい?」タイ人に聞いてみました。
コロナ禍に突入してから1年が経過。ワクチン接種が始まり、長いトンネルの先に漸く光が差し込んできたかにみえる今日この頃。個人のSNSを通してタイ人の友達に「もし日本に行ったら一番何がしたい?」という質問を投げかけたところ、20名がコメントを寄せてくれました
※30~50代、バンコクもしくはその周辺に住む働く男女で訪日リピーターの方がほとんどです。以下、タイ人からのコメントです。
河口湖に紅葉を観
インバウンド対策に通訳ガイドのノウハウを
状況は一喜一憂ワクチンの接種が始まった等の明るい要素もあり、観光地にも少しづつ人が戻りつつあります。しかし一方で、3月9日の報道によると東京オリンピック・パラリンピックで、海外からの一般客の受け入れを断念とのことで、五輪で海外観客が来てくれれば、新型コロナウイルスで激減したインバウンド(訪日外国人観光客)回復のきっかけになるとの思いも虚しく、状況はまさに一喜一憂です。
インバウンドの回復にはまだ
タイ人のお客様をおもてなしする際のヒント【旅館での食事編】
つい先日、NHKのニュース番組の中で、コロナ禍の現在、タイ・バンコク市内にある「旅館」が富裕層を中心としたタイ人から注目を浴びているという報道がありました。経営者の女性はタイ人、従業員もすべてタイ人。ただし、客室の調度品や提供する料理の器などはすべて日本から調達したもので、外観やサービスも含め、雰囲気はまさに日本の旅館そのもの。日本全国各地を旅し、その先々で受けたおもてなしに感銘を受けた経営者の女
もっとみる上質な旅づくりのために、今できること。
この時期によく耳にする言葉、三寒四温。ぽかぽか陽気と思いきや、真冬のような気温に逆戻りしたりと、春が行ったり来たり。こんなふうにゆっくりと、それでも確実に進んで行く季節がうらやましく思えたりします。
今週は「これからの上質な旅づくり」セミナーでお話させていただく機会を頂きました。近畿運輸局様はじめ株式会社ジェイ・リンクスの金馬社長、そして関係者の皆様に心より感謝申し上げます。他の錚々たる登壇者の