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【宣伝】「死ぬまでに攻めたい戦う山城50」(イースト・プレス)
この度、制作に携わった書籍が発売されました。今泉慎一著・三城俊一編「死ぬまでに攻めたい戦う山城50」(イースト・プレス)です。
城といえば、立派な天守と石垣、水堀のあるこんな城を思い浮かべるでしょう。
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しかし、戦国時代に主流だったのは自然の地形を生かし、土で守りを固めた山城でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1722084412653-laBIVxXZ3Z.jpg?width=1200)
著者の今泉慎一さんは、これまで600以上の城を踏破した城マニア。今泉さんに取材し、訪問記録を書き起こしたのが本書です。
現存天守のある備中松山城や、関ヶ原合戦で小早川秀秋が陣を敷いた松尾山城など有名な城もありますが、大半は極めてマイナーなものばかり。筆者自身も取材を通じて知った城が多いです。
収録された山城を紹介しますと――
・明智光秀が築いた土と石垣の堅城・周山城(京都府)
・山中に石積みのダムがある大給城(おぎゅうじょう、愛知県)
・細尾根にいくつもの堀切が鋭く刻まれた葛尾城(長野県)
・削りやすい火山灰の土地を生かして急峻な空堀を築いた清水城や伊作城(鹿児島県)
……などなど、知名度はなくとも個性的な山城が盛りだくさんです。筆者も新たに知った城を自分で訪問しています。
ちなみに、観音寺城・備中松山城・置塩城・三入高松城は当noteでも筆者の訪問記として紹介しています。
実際に行ってもよし、眺めて訪れた気になってもよし(アクセスの悪い城も多いので)。マニアックな「戦国の城」の世界に案内してくれる一冊です。