夕暮れウォーキングvs目覚ましウォーキング。あなたに合うのはどっち?
運動を習慣にしている方、あなたが身体を動かしたくなる時間はいつですか。朝、お昼休み、夕方、それとも夕食後、寝る前?
運動習慣、始めてみたけれどなかなか続かない……。そんな経験のある人は多いでしょう。
運動は、したらいいのは当たり前です!
続かないのは、もしかしたらその時間帯に理由があるかもしれません。
50代でようやく健康のための運動を意識し始めた私は、夕方に、その日の仕事が一段落したタイミングが、一番好きです。
夕暮れウォーキングのメリット
やるべきことが落ち着いたあと、夜の時間の前、できればまだ外が明るい時に、30分ほど、体調に合わせて歩いたり、少しスピードアップしてスロージョギングしたりするのが好きです。
この時間に運動すると、座り疲れた身体がほぐれてリフレッシュします。
疲れてぼんやりしていた頭や神経の疲れも和らぎます。
夕方の運動の一番のメリットは、「リフレッシュ」と「ストレス解消」ではないでしょうか。
夕方の時間帯は、体温が上昇し、筋肉や関節が柔軟な状態になっていて、筋力トレーニングにも適しているそうです。
実際、身体が動かしやすく、「歩こうかな」と思ったらサッと出られて、身体も軽く感じます。
あと、紫外線の影響を受けにくいのもいいですね。日焼け止め塗ったりキャップをかぶったりしてますが、日中よりは日差しが穏やかなのがラクで、安心して出られます。
週に2回ぐらい、時間に余裕がある日に30分程度ですが、これなら一応「運動習慣があると言えそう」と、自信にもつながります。
朝、目覚ましウォーキングのメリット
一方で、朝に運動する生活にも憧れています。
朝活して、朝から頭スッキリ。いいですよね。
やってみたことがあるのですが、朝に運動する一番のメリットは、「目覚まし」です。
私は仕事柄夜更かしが多く、30代の頃から昼夜逆転の睡眠リズム障害に悩んでいました。その頃に勧められたのが「朝歩く」です。
実際にやってみたら、すごく効果的でした!
起きる時間を、たとえば1時間早めるのは、とても身体に負担がかかるのですが、起きたらすぐ外を歩き、日の光を浴びることで、翌日も早めに起床しやすくなるのです。
睡眠の質を改善し、生活リズムを整えるのに、「朝、起きたらカーテンを開けて日を浴びる」のがいいとよく言われますね。
それの強化版というイメージです。
この方法のいいところは、歩く時間はほんの少しでいいことです。
なんなら5分でも効果的です。15分歩けば上等です。
私は最初、マンションの周りを1周するところから始めましたが、それでも「やってよかった」と感じられました。
この夏にもしばらくやっていたのですが、気温があがって朝からダラダラ汗をかくのがイヤでやめてしまいました。
涼しくなってきたので、そろそろ復活させたいです。
でも、ちょっとやめてたら、もう気持ちいいメリットを忘れておっくうになってるんですよね〜。習慣化大事。
運動は細切れにやってもOK!
運動は気楽に、でも継続して……と考えているのは、運動をまとめてやっても、細切れにやっても、体力向上(筋力向上、持久力向上)の成果は同じ、と聞いたからです。
つまり、朝でも昼でも夕方でも夜でも、できるときにできるだけ運動して、それを積み重ねれば、「10分×3回」でも「30分×1回」でも、効果は同じとのこと。
ただし、体力向上を目的とする場合は、運動の強度が大事で、ややきついと感じる早足で歩くことが必要だそうです。
(参考)
『ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方』能勢博著、講談社
秋分も過ぎて日が短くなる季節に
秋分の日を過ぎて、日が短くなってきました。
真夏には19時ごろだった日没が、17時半に近づいてきました。もう少し季節が進むと、17時には真っ暗になるでしょう。
夕方がベストタイムですが、できれば暗い中より、明るいうちに歩きたいです。
太陽に当たると、気分も明るくなりやすいので、その意味でも明るいうちが理想的です。
できれば目覚まし散歩も復活させたいですね。
気候穏やかなスポーツの秋。
そういえば昨年、ウォーキングから少し負荷を強めた「スロージョギング」に挑戦する気になったのも、10月からでした。
さて、あなたは夕方派でしょうか。それとも目覚まし派?
気持ちのいい季節に、自分の生活リズムに合った時間帯と、気持ちよくストレス解消になる運動を、ぜひ見つけてください。
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