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エッセイとコラム

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記事一覧

【エッセイ】民主主義をあと百万年続けよう

 戦争が終わらない。どことどこが闘っているのかなど、言わずもがなだろう。2024年八月現在、…

平松誠治
2か月前
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【エッセイ】彼らがビッグフットなのではない。我々がリトルフットなのだ

 ビッグフットは実在するのだろうか? それとも想像上の動物、インチキ、まやかしに過ぎなな…

平松誠治
7か月前
5

【コラム】スウェーデンの謎【追記予定】

 今現在、スウェーデンにスキージャンプ選手は存在しない。それがこの十年来私が抱いている謎…

平松誠治
11か月前
4

【エッセイ】人は死んだらどうなるのだろう?

 人間は死んだらどうなるのだろう? そんなこと、考えても無駄だと分かっていつつも考えてし…

平松誠治
1年前
10

【エッセイ】横断歩道と脳機能とマチズモの話

 最近、ドライバーのマナーが少し良くなったような気がする。ほんの少しだが、そう思うのであ…

平松誠治
1年前
13

【エッセイ】努力、友情、敗北。吉森みき男が伝えたかったこと

 2021年4月4日、とある女性アスリートがインタビューで語ったある言葉に世間はちょっとした…

平松誠治
1年前
15

【コラム】永遠にすれ違う日本と韓国

 今から十数年前、私はインターネットサーバーの故障受付、という仕事についていた。24時間受付の交代制、昼間の日勤と夜勤を交互に就かなければならないシフト制だった。最初から夜勤有りとは聞いていたが、私は勘違いをしていた。夜勤だけを一ヶ月ずっとやって交代し、日勤を一ヶ月ずっとやる、そんな勤務を想像していたが違ったのである。日勤に入った翌日の夕方から翌朝まで夜勤、そして休みを挟んでまたそれを繰り返す、という生活リズムをぶち壊すことを目的としているかのようなシフトで私はすっかり不眠症

【エッセイ】UFOは存在するのか? 宇宙人は地球に来訪しているのか?

 昔からオカルトは嫌いだったが、なぜかUFOは好きだった。UFO、そう未確認飛行物体のことであ…

平松誠治
2年前
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【エッセイ】「お前がヒトラーだ」と言ったプーチンがヒトラーによく似ている話

 私は以前、移動体通信の某巨大企業のコールセンターで故障受付の仕事をしていたことがある。…

平松誠治
2年前
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【コラム】電子書籍について語る時に僕が電子書籍について語ること

 結局、電子書籍元年とは来たのだろうか?  十年くらい前からあちこちで囁かれていた電子書…

平松誠治
2年前
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【エッセイ】邪馬台国は九州・熊本にあったとしか考えられない件

 もうだいぶ前、十五年か二十年くらい前のことである。当時、都内でアパート暮らしをしていた…

平松誠治
3年前
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【コラム】北京オリンピックをボイコットする一番簡単な方法

 いろいろあった東京オリンピック2020が終わった。一年延期されたり、無観客で行われたり…

平松誠治
3年前
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【エッセイ】向こうから来たモノの系譜

 アニメはたまに見る。気合の入った方は三カ月のシーズンの内の十本、二十本と見ているかもし…

平松誠治
3年前
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【コラム】南方熊楠は本当に「知の巨人」か?

 南方熊楠は本当に知の巨人だろうか? それとも過大評価された変人のおっさんだろうか?  近年、南方熊楠がメディアで紹介される時に必ずくっついているのが「知の巨人」という枕詞だ。しかし多くの人はこの人が何をしたのかよく知らないだろう。読書好きの人なら「粘菌を研究した植物学者だ」と答えが返ってくるかもしれない。しかし、学者というからにはどこかの大学や研究機関に籍を置いていたのだろうと思われるが、それはない。南方熊楠は生涯、どこにも所属しなかった。なら在野の研究者なのだろうか。そ