
発信力を鍛えると何がいいのか?
ブログとnoteで数年発信を続けてきて、ふと「自分の成長」という面で振り返ることがあったので、「発信を通して得られたもの」について内省してまとめて書いてみます!
頭の中のカオスを言葉にする力
発信を始めた当初、正直言って、自分の思いをどう言葉にすればよいのか全然わかりませんでした。
「こんなこと書いて、果たして誰かに届くんだろうか?」
といった感じで、正直不安でしたし怖さもありました。
また、頭の中にネタは思い浮かぶものの、整理してまとめる力は皆無で、常に考えがグチャグチャの状態で悶々とする時間が続いてしまっていましたが、発信を続けるうちに少しずつそれが整理されて、自分で「これが言いたかったんだ!」って気づけた瞬間が、何度もありました。
書くことを続けることで、曖昧だった考えが言葉になり、そしてそれがクリアになっていく感じです。
それが、自分の「情報整理力」を鍛えるきっかけになったと感じてます。
発信し続けることで、物事を整理して、具体的に伝える力が強化されていきました。
しかも発信を続けていると、単に「楽しかった」「つらかった」という感情を言うだけでは物足りなくなります。
なぜなら、「何が楽しかったのか?」「どうしてつらかったのか?」と、自分に問いかける過程が必要で、それが習慣になっていくからです。
これが想像以上に頭の体操になっています。
曖昧だった感情を文章にまとめていくと、自分の中でしっくりくる答えが見つかることがあって、そうやって書く→読み返す→修正するを続けるうちに、自然と情報整理の力が培われていきました。
無理せず続けることで得られるもの
どんなに文章が上手くても、続けられなければ意味がありません。
一方で、そこまで文章に自信がなくても、コンスタントに発信する人はとても強いと感じます。
最初は「週に1回」「月に1回」でも構わないので、とにかく回数を重ねることが大切。
日常がネタ化して、内省力アップ
発信を習慣にしていくと、ふとした出来事もすべて「ネタ」に見えてきます。
たとえば、子どもとのお出かけでお手拭きを忘れてしまった経験を、「ファミリー向けのお出かけ持ち物チェックリスト」という形にまとめて発信しよう、と思い立つわけです。
こうなると、ささいな失敗やちょっとしたアイデアが新たな情報収集につながります!
インプットとアウトプットのループがどんどん回っていくので、自分自身の視野も広がりました。
頑張りすぎずに続ける習慣化テク
できるだけ一定に発信し続けるためにはなにがコツなのか、というと、個人的にはクオリティを気にせず、30点でもいいのでとにかく決められた時間で書ききって、まずは出してしまうくらい「頑張りすぎない」というのがポイントだと思います(僕の場合は通勤電車の70分を使って書き切る練習をしています)。
なぜかというと、クオリティは書き手が決めるものではないからです。
意外にも、書き手として全然だめだなと思って公開した記事でも、「助かりました!」と感謝されることがあって、世の中って不思議だなと思ったことも多いです。
完璧主義を手放して、まずは投稿してみると「何となく書けちゃった」とい
う経験が積み重なるし、読者はそこまで細かく見ていないことも多いですから、思い切りよく30点クオリティを出してみるのがポイントだなと感じてます(もちろん、書き手としても高得点で公開できるならそれに越したことはないですが…!スピードや定期的な発信頻度と天秤にかけたときに、クオリティの優先度は下げても大丈夫、というのが経験からわかってきました)。
結果として自信がつく!
発信活動の大きな魅力は、「誰かからポジティブなコメントをもらえる」瞬間だと思います!
たとえば「この情報、すごく役立ちました」と言われると、素直に嬉しいですし、「もっと頑張ろう」と思えますよね。
そうやって自信が少しずつ育っていく感覚は、やはりやみつきになります!
最初は「誰も読んでいないんじゃないか」と疑いつつ書いているかもしれません。
でも、どこかで誰かが見つけてくれたり、ふいに感想を伝えてくれたりすることもあるので、捨てたものじゃないなと思いました。
僕の場合は、家族の家計管理テンプレートをブログで公開していたところ、「このコンテンツは無料じゃなくてもいいのでは?」「こんなに役立つなら、むしろお金を払いたい」という声をいただき、思いきって販売してみました。
ありがたいことに、それが思った以上に反響を呼び、「こんなニーズがあったんだ!」と気づかされました。
自分にとっては当たり前すぎる情報でも、誰かにとっては目からウロコだったりするんですよね!
発信することで、「これ、もしかして価値があるかも」と実感する機会が増えたのは大きかったです。
副業・本業のバランスが変わる
本業がうまくいかないときでも、「ほかにもやっていることがある」と思えると気が楽になります。
僕の場合、本業に停滞感があるときは、副業や発信に打ち込むことで気分転換できました。
結果として、本業の方にもいい相乗効果が出ることがありました。
仕事を多角的にとらえられるようになったのは、発信を続けたおかげだと感じています。
発信がもたらす変化まとめ
情報整理力&内省力
自分の感情を無理やり言語化することで、頭の中がクリアになりました。
習慣力&自信
コツコツ続けるうちに、誰かの役に立っている実感が湧き、やる気が高まりました。
副収入&人脈
思わぬ形でコンテンツが評価され、販売につながるケースもありました。
完璧を捨てて30点合格
スピード重視でまず投稿し、徐々に質を上げるやり方が効果的でした。
こうして振り返ってみると、発信には「お金を稼ぐ」以上のメリットがたくさんありました。
最初は誰にも読まれないかもしれませんが、諦めずに続けていると、どこかで誰かが見つけてくれるものだと感じました。
何気ない日常がネタに変わり、情報が価値に変わり、気づけば周りとの新しい繋がりも生まれます。そんな楽しさと可能性が、発信活動にはあったのだと痛感しました。
ありがとうございました。