ダイエット中は『食事回数』を増やすべきか?
皆さんは普段1日何食で過ごしていますでしょうか?
多くの人が3食または2食ではないではないかと思います。
中には1日1食で過ごしている人もいると聞いたこともあります。
食事の定義を『固形食』とするのか、プロテインなど三大栄養素がとれるものはカウントするべきなのかによって変わってくると思いますが、今回は『固形食』に限定して考えていきたいと思います。
最近ではあまり聞かなくなりましたが、わたしがボディビルのコンテストに参加した当時(2010年頃)はダイエット中は食事回数を増やすといいという意見が多数だったと思います。
理由としては、
食事誘導性熱産生(DIT反応)を利用する
血糖値を安定させる
筋肉を維持しやすくする
などです。
たしかにフィットネス系Youtuberや海外のボディビルダーなどは高頻度の食事をしている人が多いと思います。
しかし、ダイエットに取り組む多くの方にとって現実的には不可能ではないかと思います。
朝は自宅で食べて、お弁当を3つ、夕飯は自宅で作って食べる合計5回…。
一部の業種や、フリーランスの方、経営者や主婦の方はもしかしたら可能かもしれませんが、固形食5回程度はかなり面倒です。
わたしはダイエット中でも1日3食で行っています。
わたしも1日5回〜6回の食事をやったことはありますが、数日で挫折しました。
個人的な感覚ですが、バケモノレベルの筋肉量でなければこの方法は必要がないように感じます。
わたしの場合それでもコンテストコンディションを作ることができました。
結論:1日3食で調整せよ
1日3回が最も調整しやすく、日本人の多くに馴染みがあるのではないでしょうか。
食事の頻度を上げる理由の1つに筋肉を維持しやすくなるということが挙げられます。
『空腹時間が長いと筋肉が減る』と過度に怖がっている人を見かけることがあります。※わたしも以前はそうでした
この場合に起こる現象を糖新生というのですが、糖新生は非常に面倒なのでそう簡単に筋肉が激減するようなことはありません。
1gでも筋肉が多いほうがいいアスリートを除けは、あまり気にする必要はないでしょう。
一般の方であれば、糖新生を怖がって食事の頻度を多くすることがカロリーオーバーになることに注意が必要だと思います。
わたしのダイエットの実際
わたしもボディビル当時から今現在もダイエットにおける食事の回数のやり方は固形食は2回〜3回です。
2010年当時は生活もかなり不規則だったので、休日以外のほとんどは固形食2回+プロテイン4〜5回という感じでした。
今は生活パターンがほぼ一定なので固形食3回だけか、仕事の日はプロテインを1〜2回足すという形に落ち着いています。
食事が5回でも3回でも、2回+捕食数回でも、最優先はカロリーがマイナスになっていることです。
ダイエット中にあえて回数を増やすことがカロリーオーバーになることもありますので、まずは無理なく今の食事回数内で調整するようにしてみてください。