八話は大知慶一郎脚本に戻って、見たいところがちゃんと凝縮されてた『声優ラジオのウラオモテ』。朝加ちゃん家の片付けして結局「女子高生のカレー」を振る舞うシーンはちゃんと描かれたし。で、ちゃんと悩み込む未来を描いて覚醒の序章にするとこもちゃんと描いてる。
ナカノヒトは#6と六割方来ましたか
(全九回と告知されている)。
なのでウラカブリも#4かな。
『声優ラジオのウラオモテ』七話感想は原作でも無理筋を行くな、
ではあった上に山田由香脚本で視聴欲が減退してましたが、
八話は大知慶一郎脚本に戻って、見たいところがちゃんと凝縮されてた。
やっと大知脚本に戻って来られた。終盤の誰得シリアスに継いで
中盤の儀式的進行(イニシエーション)が嫌われがちなのも納得だな、
のア・テンポ・プリモな八話でした。
一声で一気に言い切れる声の通りは流石ななおぼう。
なかなかその声は隠しきれんわ。
その滑舌のプロはプロだけに隠しきれない。
あとAbemaTVの強制広告がスポーツを本質的に嫌いになる
メリケンデブリに満ちてる感じなのが、なんかここに来ての
嫌悪感。
(それもあって八話観たのはBS日テレで、になった)
メリケンデブリはスポーツの楽しみをただエコノミックに
奪うだけ。
「海外へ去る」一番星だけをそんなにも褒めそやすだけ
なのがスポーツ報道・CMの在り方か、とさもしくなるから
なんかここんところAbemaTVが最速だとしても、無料でも別にいらないわ、って億劫にもなるな、と。
やっぱり山田由香脚本は絞りが甘いし狭くて感想を語る
までもない。次々と早送りしたくなるがデフォルトなのよな
(それだけここをちゃんとアニメ化して欲しい、のニーズ
にぼやんとしか答えられてない脚本設計をしがち、ってことでもある)。
の反作用がやはり八話にはなってた。福圓美里のキャラが「放送作家という人間の形をしてる」だけでも珍しい、の朝加ちゃんの家の片付けして結局「女子高生のカレー」を振る舞うシーンはちゃんと描かれたし。
朝加美玲◆福圓美里[Star Crew]
原作者の補足もポストされてますね。
福圓美里のキャラなんてキノコ生やしてたり、人でなしの使い魔だったり、ブラックレディだったりと「放送作家という人間の形をしてる」だけ
でも珍しい上に、頼りにしてる辺りがなんとも、なんですが。構成作家の
朝加か参加してるだけで読む側としても安心する、はあるのでな。
で、ちゃんと悩み込む未来を描いて覚醒の序章にするとこもちゃんと
描いてる。
(でもそこはしっかり「声優の息子」が仕切るスタジオマウスも出資
してる作品だから杉下音響監督の配役には手心があるな、と)
杉下(音響監督)◆川島得愛[81]
『モンキーターン』の波多野憲二でしっかり声を聴いてた人だけど、
最近はなかなか邂逅することが少ない声優さんで。
ニアミスはこのくらいでしょうか。
『鉄子の旅』石川昌彦(つか、何かいつもやらかしてる
担当のイシカワ)
『イエスタデイをうたって』晴の父
起用するきっかけも含めてムダに冷徹にならないような
工夫は声優起用で補ってた印象はあるかなと。
まあ何と言われようとアフレコするのは声優としての華であり、
本業の最たるところでもある。
(でもロールごと一気の新劇的雑集団アフレコはヘンな
ヒエラルキーが混じりがちだから、あまりいい形態での
アフレコではない、と思っているのだけど)
まあこの二人は丁々発止してこその通常運転なので。
新劇的雑集団アフレコは徒弟制のヒエラルキーがバチバチに
盛り込まれやすいから、早く仕上がる代わりにさまざまな
感性と問題を磨滅させたり擦り潰している感覚が抜けないので、
もうセクト的な役割が画定してた『のぶドラ』の構造の
頃から「いけ好かないな」と思っていた事項ではある。
まあ、
はいいサイドのエクストラだとしても、なりに実力のある
二人をキャスティングしてきたところは流石の本気だ。
特に森香織は後の巻でもいろいろ描かれるけど、桑島法子
当て書きと言われれば納得する人選だし。
(ルビは原本にあるけど、ここはあえて抜きます)
(だから時間はかかっても個別で録って、随所で合わせた
方がいいシーンは、とパンチインパンチアウトするのが
ある程度理想だな、とは思う(時間制限が猶予されていて
考慮しなくていい限りは))。
といふあたりでAbemaTVの強制広告が別に最速で観なくてもいいやを
促進してるだけに見えるけど、八話は大知慶一郎脚本に戻って、見たい
ところがちゃんと凝縮されてた『声優ラジオのウラオモテ』、でした。
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