意外にも筆と探究は進んだのでこちらで一本。色は基本的に白と黒糖入りで作る黒のツートンカラーが一般的。大体は木の葉型なのが北海道のべこ餅、に至るまでのルートツリー。
まあBS102で画質はさっ引くとしても、三時間越えの
オンエア(約190分)はやりたい放題だな。
まあチェックの先制点までは観られたので。
ま、また使えない改悪でつぶやくアレはますます融通が
利かなくなったっぽいな。これはまたますますアプリや
アレ自体から避けて通るようにはなりそうで。
(別に特段困ることでもないし。むしろデータ保存は
しやすくなるんで)
と軽くまくらを敷いたところでほどほどに本題へ。
最近はブロック的に文章をまとめては構成カマしつつ
組み合わせて記事に仕上げていることが多いかと。
で、月ごとにコメントは二つのメモパッドアプリに書き
つけておいては月が替わると新たなメモを作成して一月ごと
に保存、を繰り返しているわけですが。
(月別にしていることで客観的にもなれますし、こう話を
繋げたら、の訓練にもなる)
まあ逆にそれが月末近くの27日くらいにトラブったので、
先月コメントした元のメモが過半で喪われもしたのですが。
いろいろと起こったこととそれに対してリカバリーすることは
看板記事を変えたりネタにせずにはヤリキレナイ(ここで
川を付けるのは二重の意味だからそれはしたくない)を渡れ
ないのも厭なんで。そんな花も嵐も踏み越えて本筋としては
テレビ版(プラス映画一作目)『青ブタ』の総括。|torov|note
まあ残った方のコメントメモ(2023年6月分)から展開出来そうな
話を少し。
べこ餅のルーツについておかっちょさんのトコに話した
ネタをこちらで展開するのはアリか。
べこ餅に出会った|おかっちょ|torov|note
ま、本質的にベコ餅のルーツは千葉あたりと
おかっちょさんがいるあたりの方が近いのですが。
(元はくじら餅なんで)
で、くじら餅は補足が要るわな。
ベースの一つは東日本で普及した飾り巻き寿司の諸々が
影響している、が一説。
なので(米が餅や生地に転移して発展)この影響を受けた
青森のべこ餅はかなりカラフルです。
一方くじら餅は形状こそ西のかんころ餅やこっぱ餅にも似た
作り方をする和菓子だけど、主にベーシックな形としては
山形のくじら餅(くぢら餅、久持良餅)がベースかなと。
元は携帯食の一種だったとも云われる。
で、これが北上し、ゆべしや雲平の一種と混淆して各々
北海道南部と青森に伝わった、って経緯なのかと。
だから秋田のページとかだとこんなのも散見されるわけで。
巻くタイプのゆべしが秋田県南中心にあると。
でこれを発展させた秋田の名物はお取り寄せで上位に入りまくってた
「まちこ姉さんのごま餅」なんだろうなと。
で秋田から津軽、北海道南部の甘味文化圏は同質ながらも
遷移してると観られており、北海道南部に流入したべこ餅は
かなりクラシカルでシンプルな久持良餅が千秋庵総本家など
を中心に道南函館から和菓子や餅の北の都でもあった小樽に
波及したのかと。
函館の千秋庵総本家と、「山親爺」と、「ノースマン」の
札幌千秋庵。|torov|note
私がnoteを毎日更新し始めてからも、世の中はひたひたと
動いている、ってことか。〜ニュースな動きと備忘録と。
|torov|note
なので波及パターンはザンギと逆で道南から、のケース
だから道東からサッサと都会に出た道民だとべこ餅を
認識せずに上京しているケースも有り得る。
ま、道内のスーパーに行くと「べこ餅の粉」って名前で
売っているから、作る人だと認知率は高くなるのですが。
https://www.kinako.co.jp/commodity_detail.php?cd=7
坂口製粉所は北海道だときな粉のメーカーとしても
よく知られている所ですが。
色は基本的に白と黒糖入りで作る黒のツートンカラーが
一般的。大体は木の葉型なのが北海道のべこ餅。
黒は黒で黒糖の風味が強く、わりとセパレートされた二種の
餅っぽい和菓子が感じられる方が個人的な好みではあり
ますけど。
まあシンプルに黒糖風味でコクと甘さを出すあたりが、
北海道や東北に入って来た和菓子の時代を感じさせるもの
でもありますが。
がんづきは伊達藩系(宮城・岩手)で観られる黒糖の蒸し
パンのようなもの。黒糖蒸しパンとしては北海道でもスーパーレベルで
買えるくらいには浸透してる。日糧だと「黒糖ふかし」か。
おかっちょさんが手にしたべこ餅はしれっとヤマザキが
忍ばせて作ってるすあまタイプのべこ餅ですけど。
まあそんなわけで、幾つかあったメモのタレ漉し
からルートツリーを展開しつつ(まあ派生する事柄
ももろもろありますが、今宵はこれくらいで)、
北海道のべこ餅で一本の記事にしてみました。