福井県立図書館「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」は実の紙の本が手に入りましたので。概ね「適切」な事例で整理されてますが。「彫りが浅い」も確かにあるので、そこは自分なりにレファレンスしてみるのもアリかと。
ツリーとしては三本目のツリー記事になるんだけど。
連想ゲームの難易度が高い理由はやっぱりレファレンスで「あなたの脳内に入れと?」な案件が多すぎるから。~それもまたよくある話で~|torov
ま、二重引きだけど今回は具体箇所をピックアップ。
福井県立図書館「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」インタビュー
レファレンスサービスは、なんでも聞いていいんです!|好書好日
そもそもの始まりは大学時代の後輩が久世番子さんの漫画『暴れん坊本屋さん』を勧めてくれたのが
きっかけかもしれません。久世さんが書店でバイトをしていたときのことを描いた漫画で、お客さんが
覚え違えているタイトルから「これですね」と正しいタイトルの本を渡すシーンがあったんですよね。
それを見て図書館のカウンターでも似たようなことがあるという話から、エクセル表で覚え違いの
事例を集めていくことになりました。当時、よく覚え違いをする常連さんもいたので、その人の傾向が
つかめるかもしれないし、他にも同じような覚え違いもあるかもしれないという感じで、事例の蓄積が
始まりました。
その後にもこの記事を連ねていたこともあり。
本日三本目はなんとなく自己紹介を重ねつつ、
「バカぼんぼんのとりあたま対策課」なんてなことを考えながら。|torov
レファレンス系の記事で反応が良くなってきた印象はこの
記事からなのかな、とも思っていますが。
目次の挿入が若干修正しづらい形になった分、コードの
黒枠内に引用を詰め込んで纏めるケースは増えてるかなと。
で、その後に実の紙の本は購入に至りまして。
なので実例をベースにして(まあ私も図書館司書の資格は
ありますから)、得意の摺り合わせ。
憲章タグの「#スキしてみて」は大恥ずかしくてナンギやけれど
「#私の仕事」もここぞでないとなかなか使いにくい。
がここはレファ協の解決事例を用いながら「適切」とか「彫りが浅い」
とか言ってみる。|torov|note
概ね「適切」な事例で整理されてますがと「彫りが浅い」
もあるので、そこは自分なりに言ってみるのもアリかと。
ではまずこれから。
『中村屋のボース』は中島岳志か。北海道にも長くいたし。
カレーの新宿中村屋は朝ドラ「なつぞら」のメインフィールド
としても良く使われてましたね。
多分北海道の本屋・古本屋のメインフィールドにいた人達
が改装する前の池内にあった書肆吉成に集った
奇跡の本屋をつくりたいのイベントの時はニアミスどころか
対談を聴いてはいたし。
サッサと節制収縮期間を終わらせたいのですが、ここに来て集中力が
続かない。|torov|note
ミシマ社の造本の良さも手伝っていい本買えたな、って
印象はあった。
(原稿の引き取りとこの原稿が本になったのはほぼミシマ社
と中島岳志の尽力があってこそ)
ボースを日本に来てたインド人と理解できるか、がまあ
ミスリードを誘わない第一歩、かなと。
「中村屋のボース」を読んで|note
もう一つ。こちらもかつて読んだ本の中から。
三浦しをんの長編の面白さはこれで認識した、ってくらいの
一冊。新潮文庫で読むのがオススメ。
メディアミックスのたびに新たな神風が吹くストーリーが
各方面であってそこもまたいい。
コミックス版は全六巻本だっけ。
私はこの版で買い揃えた。
人物描写や箱根駅伝での他チームの戦略が語られたりしてる
のも他のメディアと違って面白い。
復刊ドットコムで全4巻本にて復刊してるようで。
めちゃコミックでは冒頭無料を含めて読めはすると。
映画版はカケルを林遣都がやってて、『火花』よりも先に
こちらで林遣都を記憶したような。
但し試写会で観たあと、一度もテレビの再放送にお目に
かかる機会がなく、試写会以外で観たことのない映画の一つでも
あるのですが。
監督が初監督の影響もあり、箱根駅伝の描写が資料読みに
なり過ぎていないちょうど良さに収まっているあたりが、
この作品に神風が吹いていた一番の良要素。
アニメ版が一番万人向け、ですかね。『ウマ娘』よりも
布教しやすいと中国人オタが語っていたのは確かに真実の
一面を突いているのかなと。
「彫りが浅い」も確かにあるので、そこは自分なりにレファレンスして
みるのもアリかと、として一本上げてみました。