幾つかの決断はしたので、今は買えずにいるけれど。カップヌードルすら出現してない1964年生まれの生き残り。それこそがS&Bの地域限定商品、「ホンコンやきそば」だ。昔ながらの味付きめんが醸す味。
ともかく幾つかの決断をした中の一つに、「自分から率先
してガス台を使わない」、がある。
数年前に親がガス台を換えたときに台所に立つことはある
けどガスを使った料理はしないことに決めた。だから今の
家にあるガス台の加減も何もわからない。
まあそんなんでもまだ生きてはいる。
(だから火を使った調理工程を含む家庭料理を
具体的に紹介しないのは、そういうこと)
なので、ガスで加熱処理するインスタント食品も同時に
買わなくなったのだが、たまに買う衝動を抑えられない
商品が(まあほぼ5個入りなんてのは北海道でしか見かけ
ない)1964年生まれのストロングスタイルな袋めん。それ
がS&Bの地域限定商品、「ホンコンやきそば」だ。
基本的に販売されているのは北海道と、宮城県。そして、
大分県の一部のみ(流石そこはユナイテッドな県の一つ
大分県ならではだ)。
かつては全国発売されていたが、現在は一部地域での販売
にとどまる。また北海道の物産展やアンテナショップでも
扱いやすいからか、よく売っているとも。
まあここまでストロングなスタイルだから、やはり逆に
いえば独自のソース文化が育たなかった「非ソースカツ丼
文化圏」でこれが残存しているの(つまりソースに対する
こだわりが全くない地域なの)は偶然でもあるまい。
販売地域においても日田にこそ西の「焼きそばの雄」は
あるが、マルちゃんの「3食ソースやきそば」の粉末ソース
で問題が全く生じない北海道をはじめとして、そろって
「非ソースやきそば」の名物(ないしはB級グルメ)が
存在しない文化圏に属している。
メーカーもそこは認識しているようで。
まあそんな古い記事もあったかな、と探したらあったので。
(SCRAPでね)
で、田島ハルさんが紹介してた切手ってこれか。
ちゃんと公式がフォローしてはる。
『ホンコンやきそば』は、2020年11月に全国の郵便局で発売された
グリーティング切手「おいしいにっぽん 第2集 札幌編」にも掲載されました。
これをきっかけに、たくさんの方に知っていただけたら嬉しいです。
で、ちゃんとダイマでオンラインショップも紹介して
いはると。
ネットで行くとこちらはいいガイドなのですが。
問題はこちらの貧相な妄想力に基づいた紛らわしい言い
廻しかな。
https://hokkaidolikers.com/archives/39593
1964年発売の商品なのだから、1972年日中国交正常化の
以前に販売されている、という「時代認識」がすっこり
抜けた表現なんで、ロクなもんじゃあない。
その時代の認識を違えてなければ、『ホンコンやきそば』の当時の憧れやイメージをミスリードせずにちゃんと認識出来るのかなと。
そういう歴史の証人みたいな商品が『ホンコンやきそば』
であり、逆にすさまじく香港で謎の進化を遂げたのが、
「カップヌードルをぶっつぶせ」の著者(萬福の息子)が
生み出した「出前一丁」である、って認識をするのは
大切なのかな、と。
ひとまずここまでは纏められたか、といふことで少し
今宵は「ホンコンやきそば」についてつらつらと語って
みました。
あ。
書こうと呻吟してたが「Jリーグを語ろう」が終わってはる。
じゃあやはり新潟時代を書くか、湘南
ベルマーレ時代のソリマチビジョンを書くか悩んでた
草稿はもう少し寝かせることになりそうですかね。
torovでした。