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30代ダブルケアラーの後悔|帰省したら親に聞いておきたい3つのこと #4

こんにちは、"とろめ"です。

祖母の介護と子育てが重なり30代でダブルケアラーとなった私が、もっと早くに聞いておけばよかったと痛感した経験から「帰省したら親に聞いておきたい3つのこと」をまとめました。

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帰省したら親に聞いておきたい3つのこと

私の場合、母60代前半、私が30代後半からダブルケアが始まりました

厚生労働省からは以下の提案があります。

『親が65歳、または自分が40歳になったら親と話し合う』
介護は誰もが直面する可能性があり、「介護への事前の備え」はとても重要です。しかし、親が元気でいるうちは、「親に介護が必要になったらどうするか」といった話題は親子間でもなかなか切り出しにくいものです。そこで、まずは親が介護保険の保険証が届く65歳を迎えたとき、あるいは、あなたが介護保険料を納付し始める40歳を迎えたときなどに、介護について話し合ってみてはいかがでしょうか。

仕事と介護の両立支援 ~両立に向けての具体的ツール~ |厚生労働省


親が70歳になったら同居しようとか、親が歩けなくなったら実家の階段はリフォームしようなどと、ぼんやり頭の中で描いていたプランはありましたが、具体的に話し合う間もなく母は倒れてしまいました。

ご自身の年齢、親御さんの年齢は人それぞれです。
親の年齢を問わず「最低限これだけは早めに聞いておきたいこと」をご紹介します。



1. 親の体調のこと

・主治医と治療中の病気、服用している薬の有無
・保険証やお薬手帳、服用している薬はどこにあるのか?

健康で持病なし!服用している薬もなし!主治医もいない!
という場合でも、「病歴、保険証とお薬手帳の収納場所」だけは確認しておきましょう。

私は母と祖母の「持病・病歴、手術歴、服用している薬があるか」を急に入院先で聞かれて困りました。
お薬手帳も服用している薬も実家のどこにあるのか把握しておらず、「私って意外と親のこと知らないんだな、、、」と痛感したものです。
(祖母のことは流石に仕方ないけれど)


2. もし介護が必要になったらどうしたいか

・介護施設に入りたい?入りたくない?

最低限「将来、介護施設に入りたいか?」は聞いておきたい情報です。

「絶対に自宅がいい、なるべく最期まで自宅!」という方もいれば、
「新築か築浅だったら介護施設に入居してもいいかな」とか「個室なら入居を考えてもいい」
と、入居条件を話してくれる方もいるでしょう。

そして、
在宅介護希望であれば、主に誰が介護を担うのかを他の家族とも話し合う必要があります。

もし介護施設に入居したいのであれば、それなりにまとまったお金が必要になることも頭に入れておきましょう。


3. 緊急時は誰に連絡したらよいか

・要介護認定(要支援1~要介護5)を受けている場合
・家族や親戚、友人の情報

既に要介護認定を受けている場合は、ケアマネージャー(ケアマネ)に連絡しましょう。
症状によっては主治医に連絡する場合もあるでしょう。

また、要介護認定を受けた方がよいのでは?と思ったら、相談先は地域包括センターとなります。
分からない場合は、ご実家所在地の役所(福祉課)で聞くと教えてくれると思います。

私は祖母の介護関係の詳細が全く分からず、役所の高齢者福祉課に泣きついて地域包括支援センターの連絡先を教えてもらい、そして地域包括支援センターから祖母を担当しているケアマネージャーさんの連絡先を教えていただきました。
ケアマネさんの連絡先を知っていればもう少し落ち着いて対応できたのでは、と今になって思います。


また、ご家族以外に親戚や友人などで、「この人に連絡すれば色々と力になってくれるよ」という人の情報があれば押さえておきたいところです。




親が元気なうちに聞いておこう

--私の実体験から

親が元気だと、つい先延ばしにしがちな上記話題。
でも私のように、ある日突然介護は降りかかってくるかもしれません。
祖母より先に母が倒れてしまうことは想定していなかったのです。

当時の私はあまりに何も把握していなかったため、誰に聞いたらよいか分からず途方に暮れていました。
連絡先を調べるために電話し、担当者からの折り返しを待つ。
そのやり取りに時間がかかってしまいましたし、役所に電話するとなれば平日の日中です。


いざという時のために、前もって確認してみることをオススメします。



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