トモロウ
自宅及び私有地に造成したビオトープ。または私有水田、私有休耕田に関連する記事のまとめです。
荒地や草原を好む小さなオサムシ。準絶滅危惧種・セアカオサムシの飼育、繁殖、観察記録のまとめです。
タニシに依存した生活史を持つ特異な絶滅危惧種・スナハラゴミムシに関する投稿記事をまとめました
白サシ(ハエ幼虫)の養殖効率化案や白サシを各種生物へ給餌した際の感想をまとめました
絶滅危惧ⅠA類(CR) アオヘリアオゴミムシ Chlaenius praefectus Bates, 1873 を2022年に捕獲、観察、飼育繁殖した際のツイートを備忘録も兼ねてまとめました。 アオヘリアオゴミムシの羽化 アオヘリアオゴミムシの蛹 羽化が近づいてきた幻のアオヘリアオゴミムシ蛹。 つるっぱげに産毛の虫という奇怪な出立ちですが、土に直接触れないように背面は多くの毛が生えています。 画像1枚目は2.3枚目の個体
俺を10円で売るとはモグリだネ これだから島国の人間は アンテナが低くて困るヨ🕶️
前回 恐らくはセアカヒラタゴミムシと思われる幼虫が2齢になっていた。 1齢時に5mmほどだった体長は8mmに成長。 1齢と比べて胸部等がより大きくなっている。 『畑や水田付近に見られるゴミムシ類(オサムシ科)の幼虫の同定手びき(II)』では旧和名セアカゴミムシの項にて、約10〜15日で2齢になったとの記述がある。 今回の個体も同様だった。 餌は倉庫に迷い込んだゲジやモリチャバネゴキブリ等を潰してから与えていたが、現在では多くの1齢幼虫が以下のように腹部を膨張させ脱皮を
うるおい泡を探していると いいなさい
10月下旬、庭のアスファルト上をクマスズムシが歩いていた。 毎年のようにビオトープ周辺で見かける常連の虫だ。 クマの名を冠する虫は基本的に和名の基となった種よりも大きいようなイメージがあるが、本種はスズムシと比べて一回り以上小さい。 鳴くための翅を持たず、ずんぐりとした体型の♀という事もあってか、見た目から感じる印象はスズムシというよりコオロギ寄り。 しかし通常のコオロギやスズムシのような土中産卵とは異なり、本種は枯れ草の茎などを齧り穴を開け、その中に産卵管を挿し込んで
何年も前、選挙期間中に立ち寄った出張先の駅前で「石破茂来る!」と書かれた看板があちこちに立てられていたのを見かけた。 平成を生きた自分にとっては、そのキャッチコピーが、あまりにもリボーンのサブタイトルすぎて笑ってしまった。 そして『ツナ覚醒』をBGMに演説をする石破茂を勝手に想像してしまった。 来たとして、こんな辺鄙な所で何を語るんだ。 リボーンOPのサビみたいに、大事な夢の話をするのかな。 震える心、抱きしめて。 『ツナ覚醒』、元々が軍歌的な曲調なので、政治家(まし
閉業が迫り、50%オフのセールを行なっていた100円ショップ・キャンドゥ。 ここはテナントがあるイトーヨーカドー春日部店が2024/11/24に27年の歴史に幕を閉じるため、それと同時に閉業してしまう店舗だ。 自分は主にバス釣り用のルアーを購入した。 駆除のために始めたバス釣りも行わなくなってしばらく経つが、未だに100円ショップのハードルアーだけはコレクション目的で集めてしまう。 数年前から探し求めていたキャンドゥ・ルアーだが、これは最近発売された型番なのだろうか。
10月下旬 遠方の用水路にてホトケドジョウを発見。 網を持ち歩いてはいなかったが、浅い水路の中にいたため、容易に手で掬う事ができた。 ここは自分の住む地域とは全く異なる生物相が構成されており、こちらで見かけるマドジョウが水路内で丸ごと置き換わったかのように多数が生息していた様子に驚かされる。 ホトケドジョウはまるでドジョウとナマズを掛け合わせたかのような愛嬌のあるフォルムな上、繁殖も容易なため、ドジョウの中でも人気が高い種だ。 自分もかつて本種に魅せられた一人であり、
湿らせた腐葉土を敷き詰めた飼育ケースにて。 内部にシェルターとして設置していた小型タッパーを退かすと、その下に越冬窩が作られていた。 本来、野外でのオオヒラタトックリゴミムシはこのような環境では越冬を行わないはず。 というより、ほとんどのオサムシ、ゴミムシ類は部屋が崩れやすい腐葉土内での越冬は好まないように思える。 しかし飼育下のような選択肢の無い閉鎖環境では消極的ながらも利用され、湿度管理も容易で大半の種類は無事に越冬が可能なため、自分は多くのオサムシ亜目の越冬床材と
フードコートで預かった呼び出し受信機、爆弾のそれすぎる。 呼び出し音が鳴った時、死を覚悟した。 デスゲームの仕様だ。
今月24日に閉業してしまう施設内のサイゼリヤ店頭にて食品サンプルが展示されていた。 今となってはサイゼリヤの食品サンプルという物自体が比較的珍しいような気がする。 特に令和以降は夏の気温が急上昇した事で食品サンプルが溶けてしまう事例が多発しており、野外の窓際には置き難い。 そうした部分も含めてこれは所謂平成レトロの範疇だと感じた。 絶滅危惧生物達と同じように「この場所ごと」保全をしたいのが理想だが、こちらは生物のそれよりも難しい事が何よりももどかしい。
今年は植えるのが遅れたが、ちょっとしたジャガイモ程度の大きさには育ったエアーポテトのむかご。 栽培2年目ではあるが、まだ一度も食べた事が無い。 流石に今年は味を見ておきたい。 そしてこちらは庭の植え込みに自生していたヤマノイモのむかご。 こちらもそろそろ収穫しなければ次々と落下してしまいそうだ。
嫌そう
前回 2024/11/08 飼育容器内に餌を入れてからしばらくすると、セアカヒラタゴミムシが交尾を始めていた。 寒さが増している中ではあるが、ゴミムシ達がこうして腹部を膨張させるまで捕食をしたり交尾を行っている様子を見ると、冬が訪れるのは当分先なのではないかと錯覚してしまう。 多頭飼育環境でどこまで長生きしてくれるだろうか。
セアカヒラタゴミムシ、キアシヌレチゴミムシ、ゴモクムシ類の3種をまとめて飼育していた容器から20匹以上の幼虫が見出された。 「完全にやってしまった」というのが正直な感想。 こうなるともう、どの種類の幼虫なのかが分からない。 ビオトープで捕まえた個体を一時的に管理し、後ほど仕分けする予定だったはずが、いつの間にか10日ほどが経過していたように思う。 繁殖をした飼育環境は以下の通りで、ここに幼虫仕分け用の小型タッパーを入れてシェルターとして利用していた。 しかし庭のような
実家の駐車場にて、小さなコオロギ幼虫を発見した。 この時期に幼虫である種といえば…これはまさかタンボコオロギなのだろうか。 タンボコオロギは幼虫で越冬ができるという、国内では珍しい生態を持った年2化の昆虫だ。 湿地帯で冬季に土を掘るとケラよりも多く見られる。 もしかすると、ビオトープに使用した私有水田及び私有休耕田の土に紛れて卵が実家に持ち運ばれたのだろうか。 とはいえ数百メートルほどしか離れていない地の個体群であるはずなので、他個体と交配をしても遺伝的に大きな問題が起こ