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木曜日にはココアを
木曜日にはココアを
青山 美智子
紹介されて読んだ1冊です。
相変わらず小説はあまり読まないので久々で新鮮でした。
マーブルカフェというカフェに働く店員や
ここに関わるお客などが主役となって続く
短編の物語集になってます。
タイトル通り、最初と最後の話がココアのように甘い。
私にはこの二つは少し苦手だったかもしれませんが
それ以外のお話はどれも好きでした。
特に私が良い話だなぁと泣きそうになったのが
きまじめな卵焼きというお話。
自分で自分がダメだダメだって追い込んじゃうけれど
家族はまるごと、そのままでいいんだよって包んでくれていた
そんな風なお話で、とても感動的でした。
私も病気で自分を追い込んでしまうからかもしれません。
どのお話もみなハッピーなので、読んだ人をほっこりさせると思います。