それでは今日も山田美妙の『花ぐるま』を読んでいきたいと思います。
美佐雄さんは自分が贔屓にしている芸妓を囲っている杉田先生を罠にはめようと自力車夫に依頼しますが、その人力車夫こそ力造さんでして、力造さんは美佐雄さんからの賄賂を受け取らず、未遂に終わらせます。しかし、力造さんには心配事がひとつあり、それは杉田先生に、自分が夜に人力車夫をしていることがバレないかということでして…。しかし、到着した家の前で、運賃のやりとりをしているときに、ついに力造さんの顔を見られてしまいます!
というところで、この続きは…
また明日、近代でお会いしましょう!