それでは今日も尾崎紅葉の『三人妻』を読んでいきたいと思います。
今日から「後編その二十四」に入ります!それでは早速読んでいきましょう!
紛擾とは、もめごと・紛争のことです。
『三人妻』が連載されたのは1892(明治25)年ですが、1889(明治22)年には新橋・神戸間の鉄道が開通し、関東と関西が鉄道で繋がります。当時、神戸行きの始発は6時20分でした。1894(明治27)年10月5日、庚寅新誌社から日本初の月刊時刻表が登場します。これによると、興津に行くには、新橋発の7時25分の大阪行きに乗り、6時間後の13時37分に到着します。
ということで、この続きは……
また明日、近代でお会いしましょう!