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ムーンデイの静寂とランニングの衝動
トランプ大統領が経済問題だけでなく、一連の政治的問題に対して関税を使おうとしている。それはニクソン大統領以来のこと。中国のAI系スタートアップが熱くなってきていて、DeepSeekはChatGPTとほぼ同等の能力を持ちながら、使うチップも少なくて安い。OpenAIが脅かされている。というような今日のニュースをざっと見てから、走りに出た。その後、オートミールにブルーベリーとナッツを入れてヨーグルトをかけた、得体のしれないものを食べて朝食とした。
朝6時10分。いつもより始動は遅めである。というのも今日は新月でヨガの練習が休みだから。ムーンデイ。月に二回この休みがある。嬉しいような悲しいような。これまではムーンデイはヨガだけでなく、あらゆる活動を休んで休息日にしていたのだけど、最近はもっと体を動かしたほうがいいんじゃないかと思って、走る日にした。
コロナ禍の時のほうが健康状態が良かった。思い返してみれば、走る本数が多かったからだ。歩く歩数も今よりも圧倒的に多かった。3日に1回は走ると決めていて、走って、2日経ったら走って、また2日経ったら走って、と機械的に、まるで自分はAIのようだった。最初は走る日に「Run」とカレンダーに入れて、繰り返し設定をしていたけど、いつしか何も見ずとも、2日経ったらとりあえず走る、というリズムができていた。それでも僕が村上春樹のようになれなかったのは、2日休んでいるからだ。春樹は基本、毎日走る。
それから、コロナ禍が明けて、僕は不健康ぎみになり、その不健康さを脱出するようにアシュタンガヨガを本格的にはじめた。それは怠慢で怠惰な生活における政府の政治的介入とも呼べるような事態だった。トランプほどではないにしても、アシュタンガヨガは半強制的に僕の生活に大きな変化をもたらした。
早起き、そして毎朝練習。週に1回は定休日。そして月に2回のムーンデイも定休日。最初は色々と学び、憶えるフェーズなので、凄くたのしかった。もちろん今でもずっと楽しいのだけど、半年ほど経って、ある程度できるようになり、少し怠惰なフェーズがやってきた。しかしなんとか耐え忍び、世界中のアシュタンギたちが全員共通の練習サイクルで実践していることを思うと、僕ひとりだけ休みを多く取るわけにはいかないと思った。それから再び、5時起きで練習、定休日は週に1回、ムーンデイは休みというリズムがようやく染み付いてきた。練習の強度が日によって異なることが、少しだけ規律をゆるやかにしているし、僕の怠慢であると思う。
最近ふと、走りをもっと増やしたほうがいいと思った。それは最近読んだアンデシュハンセンの『運動脳』のせいかもしれないし、PCを見る時間や仕事の時間、作業時間があまりに長くなっているせいかもしれない。とにかく、走ることが最近はまた楽しくなってきている。
週の運動スケジュールをまとめてみる。
月 ヨガ
火 ヨガ
水 ラン
木 ヨガ
金 ヨガ
土 ラン
日 休み
最近はこんな感じである。本来は水曜日もヨガなのだけど、今週はたまたまムーンデイで、ヨガは休みにして走ってみた。ランを週に2回にしたほうがいいかもしれない。
ただ、土曜、日曜とヨガが休みになるので、2日間空いてしまうのが少し気になる。これまでは土日のどちらかでレッドクラスという先生のカウントに合わせて行うクラスを入れていた。アシュタンガヨガの伝統的な練習方法でもこの週に1回のレッドクラスが推奨されている。
そうなると、完全休みの日曜を作らずに
土 ヨガ レッドクラス
日 ラン
としたほうがいいかもしれない。今、思考しながら書いている。
それでもヨガを週に2回休んでいることになるので、伝統的な方法からは外れる。(本来は週1回の休み)
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