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シンプルisベスト十和田バラ焼き

先日のお休みの日、いきたいところがあって、すこし遠出をしました。

ついでに、いつものウォーキングを兼ねて足を伸ばし、公園へ。まだ紅葉には早いけれど、歩いていても風が涼しくなったことは、実感できました。秋は確実にやってきています。


🗾ご当地グルメ現地調査

さて、今回いきたかったところとは。

これです。“全国ご当地グルメコート 大宮横丁”とは、なんともそそられる名前じゃありませんか。

以前一度だけいったことはあるのですが、それはもう1年前のこと。

屋台が並ぶみたいな楽しさです。

ふと思い出して、どんなメニューがあったっけなぁと気になり、調べているとこんな詳しいレポートに出会いました。

そうそう、こういうレトロな街並みが再現してあったなぁ。

レトロな夜の街並み。

唐揚げとか餃子とか、いろんなご当地グルメが選べてわくわくしたなぁ。

これでもメニューの一部です。

と、以前うかがったときのことを思い出しながら、こちらの力作レポートを楽しく読ませてもらい、あらためて現地に足を運びました。

そこで思い出した、とあるメニュー。

これ。これこれ、魅力的でした。十和田ばら焼き。シンプルな見た目ですが、これ絶対うまいやつ。

というわけで、今回はご当地グルメコートのメニューをひとしきり確認してきました。

テーブルと椅子もノスタルジック。

本場にいったわけではありませんが、ある意味これも現地調査。しかも、全国のメニューが一気にチェックできて便利便利。

🔥それではつくろう牛バラ焼き

そして、久しぶりにご当地グルメアレンジ再現。

青森県の十和田バラ焼きをつくってみます。

具材はシンプルに、メインの牛肉にプラス玉ねぎだけ。

この手の焼肉系は、てろてろした食感がキモになると思っているので、脂身の多い牛バラの薄切りを使います。なんてったって、名前もバラ焼きですからね。

💧決め手はタレの味

そして味の決め手は、そのバラ肉と玉ねぎにからめるタレ。

💧タレの材料

・醤油…大さじ1
・みりん…大さじ1
・砂糖…大さじ1
・酢…小さじ1
・おろししょうが…適量
・こしょう…適量

しょうが焼きのバリエーション的な感じです。

🐮焼き上げたら移動します

まずはバラ肉をひと口大にカットします。脂のはいりかたがいいですね。これ絶対、焼いてもやわらかいやつ。

玉ねぎは少し厚みを残して、縦にカットしておきます。

油を敷いたフライパンにまずは玉ねぎ。

玉ねぎが半透明になってきたら、バラ肉投入。

お肉の色が、8割方変わるまで炒めます。

ここで登場、スキレット。

我が家のこの手のメニューには、欠かせない存在になりつつあります。

フライパンの中身を、火にかけたスキレットに移動。

ジュージューゆうてます。おいしそう。

💧タレの威力

さあ、タレがからみます。

じゅわーっ。

じゅわじゅわーっ。

響く音響、立ち昇る香り。威力あるわー。絶対おいしいやつやん。

 

焼き上がりはこのうえなくシンプル。肉、玉ねぎ、以上。

そしてこのシンプルさが、たまらないおいしさの秘訣です。

🍺ごはんかビールか

焼いた玉ねぎは甘みじゅうぶん。お箸をいれればお肉はやわらかく、玉ねぎを包み込めるような、てろてろ感。

ぐわっとスキレットからさらうように持ち上げて、そしてぱくり。もぐもぐ。

いい、いいぞ、このタレ感。甘くてしょっぱくて、すこしだけ加えたお酢の酸味で、軽やかさも感じる。

これは間違いない、白ごはんにサイコー、ビールにもサイコー。どっちでいくか悩ましい。ぱくぱくでもぐもぐで、グビグビワンダーランドなひと品。ノリノリでお箸が進みますね。

🍽️盲点から定番へ

ここでふと思い出したのですが、そういえば。

お気に入りの洋食屋さんの、日替わりランチに出てくるメニューのアレンジ再現を試した、あの日のこと。

そして調べてみると、こういう薄切りの牛バラ肉を使った炒め物系って、けっこう人気なんですね。いろんな名前がついてますが、街の洋食屋さんにこういうメニューを売りにしたお店、多いんですよ。

自分の中で洋食屋さんというと、ビーフステーキとかポークソテーとか、ハンバーグにチキンステーキ、煮込みならビーフシチューにタンシチューと、お肉はごろん、どどーんみたいなイメージが強かったので、盲点にはいっていたようです。

十和田バラ焼きが、純粋な洋食メニューなのかはさておき、このスタイルのてろてろ牛バラ炒めは、スキレットで見映えすることもあって、すっかり我が家では定番のひと品です。

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