ひな祭りにお魚ちらそう、お寿司の上に。
早いものでもう3月。桜の便りも聞こえはじめる頃ですね。
すこし前、アメリカから出張で日本にきた友人と出かけたら、早咲きの河津桜はもう開いていました。
🎎ひな祭りのちらし寿司
3月のイベントといえば、桃の節句、おひな祭りが最初に頭に浮かびます。
そしてそんなひな祭りのごちそうといえば、ちらし寿司。
ちらし寿司をこの日に食べるようになったのは、見た目の華やかさがポイントのようです。たしかに、いろんな具の載ったお寿司は、艶やかですよね。
🍣海鮮をちらそう
というわけで、今回つくるのはちらし寿司。それも、お刺身を盛り付けた海鮮ちらしにしてみます。
🍚酢飯はシンプルに
まずは酢飯を準備。
お酢とお砂糖を大さじ1ずつ。食べるときにお醤油を使うので、塩はしません。
ごはんを入れて、アクセントにごまをプラスします。
よく混ぜたら、酢飯はOK。ふんわりとラップフィルムをかけて、乾燥しないようにして冷ましておきます。
🦐えびトルネード
続いて具の準備。メインの海鮮のひとつ、海老はむきえびを使います。
背わたを取ってから、2枚にスライス。筋切りはしなくてOKです。
沸かしたお湯で茹でていきます。
火が通るとくるんくるんと丸まって、なんだかおしゃれなトルネード。筋切りをすると丸まらなくなるので、ご注意を。
🥚海苔ときゅうり玉子の3色
味と香り、食感のアクセントに海苔ときゅうりを準備します。海苔はハサミで細切りに。きゅうりは千切りにします。
ちらし寿司のお供に欠かせないのは玉子焼き。玉子の黄色は彩りに大活躍です。
お寿司に添えるときは甘めがおいしいので、卵1個にお砂糖を大さじ1ほど加えて焼いてみました。
🐟さあ、お寿司を組み上げます
トッピングの海鮮はバリエーションはほしい、でも何種類ものお刺身を柵で買っても食べ切れない…。そんな悩みを解決するのは、スーパーによくあるお刺身盛り合わせ。今回はまぐろ、サーモン、イカの3点盛りにしました。
🍣トッピング&付け合せ
・まぐろ
・サーモン
・いか
・えび
・玉子焼き
・大根のつま
・海苔
・きゅうり
盛り合わせには、大根のつまがついてました。これは箸休め的な付け合せにするので、さっと塩をして水が出てきたらよく絞っておきます。
お刺身はひと切れを、削ぎ切りにして3つに切り分けます。斜めに切ることで面積は広く、厚みは薄く、盛り付けたときにいい感じに、酢飯の上に百花繚乱咲き乱れてくれるはず。
ここまで準備できたら、あとはお寿司を構築するだけ。
酢飯を盛り付けます。
海苔ときゅうりの半量をトッピング。お刺身を盛り付けてから載せる分は残しておきます。
ごはんの上にお刺身を彩りよく。
ほら、海鮮花盛り。サーモン、まぐろ、いかにえび。おなじ色が続かないように、順番に。下になる具も見えるように、すこしずつずらして重ねていきます。
玉子焼きの黄色、大根のツマの白もいい仕事をしてくれてます。
仕上げに残しておいた海苔ときゅうり。ごまもぱらぱら。わさびを隅っこにちょん。黒と緑も加わって彩り鮮やか。
🍱おひな祭りに海鮮ちらし
海鮮ちらしって華やかですね。
赤、オレンジ、白に紅白。おなじ海の子たちでも、色はとりどり。海苔の黒にきゅうりの緑。これがすべて天然の色なのだと思うと、自然は偉大なキャンバスとその画材でできているのだなぁと思います。
あさっては年に一度のおひな祭り。ひと足早く海鮮ちらしで乾杯です。みなさんにとって健やかな1年でありますように。