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菜の花の季節のシーフードグラタン

毎年この時期になると、楽しみにしているものがあります。


🥛寒い日のグラタン

まだ季節は冬、寒さも厳しい折、たとえばこんなあったか洋食。

グラタンって、年中美味しいけど、寒い季節は特に恋しくなりますよね。クリームシチューもそうですけど、ホワイトソースというのが、温かいイメージがある気がします。

🌿春野菜にテンション上がる

そんなグラタン、今回は食材がこの季節ならでは。そう、そろそろスーパーに並びはじめましたね。

新玉ねぎと菜の花です。どっちも大好きで、見かけると、つい自宅の野菜の在庫事情を忘れがち。

家に帰ると、玉ねぎまだあったのになぁとか、冷蔵庫にストックしているほうれん草を見て、菜の花と青菜かぶりしてるじゃんとか冷静になれるんですけど、スーパーで、テンションの上がった自分はおかまいなし。

まあ、もちろん好きだし、食べたいんだから問題はありません。

🧀春野菜のあったかグラタン

今回はことしの1st新玉&菜の花で、あったかグラタンしてみるお話です。まだ寒いからね。

🦐メインはシーフード

すこし前に珍しく、普段はあまり買わないシーフードミックスを買ったので、それをメインの具材に、マッシュルームも入れることにします。

まずはバターでシーフードを炒めます。バターってThe洋食の香りがしますね。

すこし厚みを残してスライスした新玉ねぎとマッシュルーム、食べやすく切った菜の花を合わせます。

🧂ソルトレスなグラタン作り

全体に火が回ったら、こしょうをぱっぱっ。塩をしない分、こしょうを利かせてみました。

特に減塩を意識しているというわけではないのですが、調味料なんかにも塩分はあるので、わりとダイレクトに塩を使うことがすくないのが、トケイヤkitchenスタイル。

今回のメニューであれば、バターが有塩だし、最後に載っけるチーズの塩分でじゅうぶん、という方向性です。

炒めた具を、耐熱のお皿に敷き詰めるようにセットします。

🥛ホワイトソースはうまくいく

続いてホワイトソース。

バターを熱したら、天ぷら粉を投入。我が家の粉ものストックは天ぷら粉ですが、もちろん小麦粉でもOKです。

練るように炒めて、粉がまとまってきたら、火からおろして冷まします。

完全に冷めたら、すこしずつ牛乳を加えて、溶きのばしていきます。

ホワイトソースはダマができるので、なかなか手作りハードルが高いという声を聞きますが、炒めたルウを完全に冷ましてから牛乳を加えると、なめらかに仕上げやすいと思います。

うん、いい感じ。このとき、すこし緩めになっても大丈夫。

もう一回、弱火にかけて混ぜながら加熱すると、とろみがついてきます。

これをグラタン皿の具材の上に。

🥚真ん中にポン

真ん中をちょっと空けておきます。

そこにこれ。チーズを敷いてから、卵をポトリ。こしょうと粉チーズを振りかけて、今回は目玉式グラタンにします。

あとはオーブントースターにお任せ。

チーズに焼き色がついて、卵の白身が固まったら焼き上がりです。

ソースの合間から、ちらりと覗く菜の花と緑がいいですね。

🧀菜の花のひと足早い春グラタン

春の味を堪能する、シーフードグラタンのできあがりです。

いただくときは、もちろん…。

スプーンをえいっ。

卵黄を崩してからめながら。

菜の花のほろ苦さ、そこにからむ卵黄のまろやかさ。甘くてしゃきしゃきした新玉ねぎの食感。シーフードの旨味にチーズのコク。

春だなぁ。まだ冬だけど、まだ寒いけど、菜の花に新玉ねぎ。すこしずつ日は長くなり、待ち遠しい春の日は確実に近づいています。

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tokeiya
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