チキンカツをタルタルでいこう。
フライものを食べるとき、なにかをかけるとしたら、なにをかけますか。
🥄フライものにかけるもの
中濃、ウスター、とんかつのソーストリオ。我が家では、甘めのお好みソースも活躍します。洋食屋さんなんかだと、デミグラスソースやトマトソースもありますね。
そしてあれ。タルタルソース。マヨラーな自分にとっては、リッチな具だくさんマヨネーズともいえる、タルタルは大好物。
でもこのソース、出番が限られていて、たとえば王道はエビフライとの組み合わせ。ほかにも白身フライ、サーモンフライにイカフライ。これからの季節ならカキフライ。
タルタルソースといえば、シーフードフライを引き立たせる、定番中の定番ソースです。
🍗ぐぐっとシーフード寄り
でも、でもですよ。これ、どうでしょう。
どどんとお皿いっぱいのこのサイズ。おいしそうでしょ、チキンカツ。
鶏肉って、牛、豚と並んでおうちごはんでも定番のお肉3本柱のひとつですが、お肉の中では割と異質な存在だなと思うことがあります。
たとえばその色を見ると、赤みの強い牛や豚と違ってあきらかに白身肉です。
そしてワインを合わせるとき、お肉には赤ワインというセオリーを飛び越えて、白ワインを合わせることも多々あります。
これはもちろん、素材としての脂質の量や肉そのものの香りの強さなどなど、いろんな要素が影響するわけですが、そういうときの扱いが、ぐっとシーフードに寄るんですよね。
それならば。やってしまおうじゃないか。チキンカツタルタルソース添え。
🍗チキンカツをタルタルでいこう
今回はそんなわけで、チキンカツをタルタルソースでいってみるお話です。
🍗カツは冷凍ストックが便利
ちょうどいいことに、作り置き冷凍のチキンカツが冷凍庫にいました。
フライ系は衣をつけるのが手間に感じるところなので、逆につくるときはまとめてつくって、冷凍しておくスタイルです。
鶏胸を薄めに削ぎ切りにしてあるので、冷凍といっても火通りは悪くない感じ。
高めの温度で、両面が色づくまで揚げていきます。
これぞきつね色。
火通りが心配なときは、竹串を刺して中心まで熱くなっているかたしかめればOKです。揚がったら、しっかり油を切っておきます。
🥒タルタルソースも手づくり
続いて今回の主役といっても過言ではない、タルタルソースづくり。
自家製のピクルスと玉ねぎを細かく刻みます。
マヨネーズにフレンチマスタード、こしょうを合わせます。
しっかり混ぜればできあがり。
🍝付け合せは極みの赤スパ
さあ、あとは付け合わせ。
このところ洋食系には欠かせない、究極の赤スパをつくります。
袋の表示時間より2分ほど長茹で。今回は7分と記載のあるスパゲッティを、9分でいきます。
しっかりお湯を切ったら、熱いうちに、バターとケチャップ、こしょうをプラス。
余熱でバターを溶かしながら、よく和えたら理想の赤スパ。バターでコクを与えつつ、パスタ同士のくっつきを防ぎます。
🍗チキンカツを盛り付けよう
盛り付けは、お気に入りの洋食屋さん系のお皿をスタンバイ。
たっぷりの千切りキャベツは、フライのお供に欠かせません。
そこにカットしたカツ。ずらりと整列。そしてさあ、いくぞ。
タルタルタイム。
タルタルソースは遠慮なく、たっぷりと。でもちょっと、手前にずらして配置します。
なぜならば、カツの奥側にはソースもかけたいから。白黒ダブルソースのツートーン。タルタルの上には、刻みパセリもちらして彩りも完璧です。
😋もりもりタルタルタイム
食べるときはもちろん、1切れごとにタルタルをたっぷり。マヨ系のまろやかな酸味に、ソースのスパイシーな風味、これが混じるのがいいんです。
タルタルソースの魅力は、刻んだ玉ねぎのしゃりしゃり食感もそのポイント。これが、食べ応えをプラスしてくれるんですよね。
いつもなら、ソースだけで食べてしまうかもしれない、チキンカツ。たまにはこんなアレンジもいかがでしょう。白いごはんにもよく合いますよ。もりもりいっちゃえ、そんな気分です。
この記事が参加している募集
お読みいただきありがとうございます☺️いただいたサポートは新作メニュー作りに役立てさせていただきます🍴🙏