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コンポタシーズンがやってきた。

11月になりました。ことしも残すところあと2ヶ月ですね。時間の流れの速さには、あらためて驚きます。


🥄メニューの衣替え

ほんのすこし前まで夏で、そしてその夏の名残が長かった今年は、もうすぐそこに冬が待ちかまえてるなんて、まだまだピンときません。

それでも確実に空気はひんやりとし、食べたいなぁと思い浮かぶメニューも、徐々に季節がわりの準備をしているようです。

ほら。コンポタ。

季節に限らず、ファミレスにいっても、洋食屋さんにいっても、定番メニューとして年中存在している、コーンスープですが、もし旬という言葉を当てはめるなら、それは冬。

メニューの衣替えがはじまると、ほしくなるひと品です。

🥄自販機のボタンが赤くなる頃

食べたいという気持ちの高まりを感じるのは秋から冬。空気が澄み渡り、冷えはじめた頃じゃないでしょうか。

自販機のコーヒーのボタンが赤いHOTマークになると、ディスプレイの隅のほうに、そっと佇む缶のコンポタ。そんなところにも、季節を感じたりします。

我が家でも、コンポタ飲みたいなぁとなるのは、この季節あたりがスタート。冬に備えて、衣替えも完了する頃が、毎年のコンポタのはじまりのような気がします。

🌽コーンのピュレは玉ねぎ入り

味の決め手になるのは、バターと玉ねぎ。コーンだけでつくっても、ぜんぜんおいしくはできるのですが、玉ねぎをいれることで味に深みが加わると思います。

まずは玉ねぎが半透明になるまで、炒めます。このときのコーンとバターの混じる甘い香り、たまりません。

続いてコーン缶の汁と水を注いだら、コンソメパウダーを合わせて煮ます。

水分が玉ねぎに吸われて、ほぼなくなるまで煮詰めます。

さあ、いよいよミキサーの出番。

ちょっと味見したくなりますね。甘くて、コンソメとバターの風味がいい感じ。

がーっと回せば、バターコーンのピュレになりました。

ここからスープに仕立てていくのですが、ピュレは多めにつくって、この状態で蓋をして冷蔵庫に入れておくと、2、3日楽しめます。

🌄スープを飲みたくなる時間

ところで、みなさんスープっていつ飲みますか。

もちろん、朝昼晩、いつだっておいしいし、いつ飲んだっていいんですけど、自分は朝ごはんのときに飲むのがお気に入りだったりします。

というのも基本、朝を食べるときはパン食なので、お茶やお味噌汁は出番なし。となると、基本コーヒーが多くなるのですが、これからの季節は、トーストやサンドイッチの隣に、あったかコンポタという組み合わせも最高なんですよね。

なので、コーンのピュレを日曜につくっておいて、月曜の朝はパン&コンポタなんて朝もあったりします。

🥄ピュレと牛乳

さて、朝が来たら。

コーンのピュレと牛乳を小鍋に。

のばしながら、温めていきます。

縁のほうが沸き立ってきたら、できあがり。

カップに注いで、刻みパセリをぱらぱらと。熱々、ぽっかぽかのコーンスープ、体の芯から温まりそうです。

🤔あれ、とうもろこしって

あれっ。

よく考えたら、とうもろこし自体は夏野菜じゃなかったでしたっけ。コーン缶のおかげで、1年中見かけるので、そんなことも忘れてしまってました。

でも、コンポタはやっぱりこれからの季節が似合います。とろりとしていて、ミルクの風味に甘いコーン。なんだか、体の奥に温かさが染みていくような気がするんですよね。

この冬も活躍しそうです。


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tokeiya
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