熱々ジュージューペッパーライス
スキレットを買って以来、熱々ジュージューを食卓にそのまま運べるようになりました。
ハンバーグにミックスグリル、ハムステーキ。洋食以外でも焼きそばを焼いてみたり、ときにはすき焼きをつくってみたり。
どれもスキレットがなければ、普通にお皿に盛り付けて普通に食べていたはずのメニューでした。そこに熱々のスキレットというちょっとした演出が加わることで、非日常の楽しさが生まれたのです。
🍳スキレットがあるならば
そんな中でもスキレットを買うときに、頭に浮かべていたあるメニューがありました。
それがこちら。
ごはん、牛肉、バター、コーン。ねぎに醤油ベースのたれ。
もう誰がなんといおうと、おいしいやつじゃないですか。かつて、スキレットさえあればつくれるのにと夢見てたメニュー。これはもう、やるしかない。
🍳つくってみようジュージューライス
というわけで、そんなペッパーライスをつくってみるお話です。
もちろん、スキレット準備からスタートです。
今回はこのスキレットひとつで調理していくので、まずは焦げ付き防止のサラダオイルを塗っておきます。
材料はこんな感じ。結構シンプルですね。肉、米、そこに最小限のプラスαでおいしさの骨格とでもいいたい感じです。
🍳材料(1皿分)
・牛こま切れ…100グラム程度
・ごはん…お茶碗軽く1杯
・コーン缶…大さじ1
・ねぎ…1/6本程度
・バター…10グラム
・自家製タレ…大さじ1
・粗挽きこしょう…適量
自家製タレはこちらの記事で、レシピを紹介しています。
お肉の量はもっともりもりいくぞ、というのであれば増やしてOKです。ただしスキレットの表面積的な限界は超えないように注意です。いくら牛とはいえ、生焼けは避けなくてはなりません。
◉セルクルがポイント
さて、スキレットと並ぶ、今回のカギになる道具の登場。
フレンチでおしゃれな盛り付けにひと役買ってる、輪っか。セルクルという名のそれです。
この中にごはんを詰めて、丸く形を整えます。あんまりぎゅうぎゅう押すと、おにぎりみたいな食感になってしまうので、あくまで丸く整えるだけを意識。
もしセルクルがなかったら、食べたあとのツナ缶なんかの底をくりぬいたものとか、なんならアルミホイルを円形に形作ったものなんかでも代用できると思います。
でも、セルクル自体は1個数百円くらいのもの。ネット通販でも買えるので、おうちに小さいのとやや大きいのを揃えておくのがおすすめだったりします。盛り付けにアレンジをきかせることができて、つくるのも楽しくなるし、食べるときの見た目ががせんよくなると思います。
🍳パーツを揃えます
ごはんの周りに牛肉を広げます。
ペッパーライスなので、粗挽きのこしょうをたっぷり。
その上に彩りとアクセントのコーン。
ねぎを載せたら、仕上げはバターを。
シンプルな材料ですが、これ絶対うまいやつ。
ひととおりのパーツが揃ったら、このままスキレットごと火にかけます。
🍳溶けるバター焼けるお肉
熱が伝わってお肉が焼けてきました。いいにおいです。
溶けはじめて角の取れたバターもいい感じ。
お肉にほぼ火が通ったところで、食卓へ。
スキレットが熱々のうちに、タレを用意します。
じゅーっ。立ち上る香り、たまりません。
🥄半混ぜ全混ぜわんぱくライス
食べるときはよく混ぜていただくのですが、最初のひと口、ふた口は半混ぜというか、軽く混ぜた状態でも食べたくなります。全体が均一でないからこそ、ひと噛みごとに表情の違うおいしさが楽しめるんですよね。
それを楽しんでから、仕上げはやっぱり全混ぜ。
醤油とバターににんにく、こしょう。おいしい味がひとつになって、これはもうぱくぱくいくしかない。なかなかのわんぱく味。アクセントのコーンとねぎもいい仕事してますね。
スキレットのおかげで試せた、アレンジ再現。食べ盛りのお子さんの夕飯にもよさそうです。
大人も子どももわんぱくになれる、そんなひと品ができました。