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オリエンタルなスタミナライス
今回作ってみたのは大好きなお店の名物料理にちょっとでも近づきたい再現レシピ。いかにもスタミナの付きそうな「豚肉+にんにく+にら」系のがっつりライスメニューです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71815989/picture_pc_cb61d36a323f565f3ab92cc6fe2f8f45.jpg?width=1200)
タイトルに「オリエンタルな」と付けたのは訳があって、この料理はそのお店の名物料理、人気メニューなのですが、そのオリジナルの名前なんです。
個人的にとってもリスペクトしていまして、このメニューだけじゃなくて何を食べても美味しい。明日はここで食べようと決めたら、何を食べるかを前の夜から考え続けているくらい好きなお店です。
というわけでそんな大好きすぎるお店がこちら。
今回は敬意をこめてその人気メニューを少しでも近い味で再現しようとしてみました。あくまで自分なりの再現なので、お店の味に少しでも近づけたら…というがんばったお話で、がんばったレシピです。
🍚材料
豚バラ肉…50グラムくらい
玉ねぎ…1/4個
ニラ…3~4本
卵…1個
自家製ドレッシングベース…大匙2
自家製万能だれ…大匙2
あらびきコショウ…たっぷり
卵黄…1個分
ごはん…お茶碗1杯分(もちろんお好みでモリモリと増量可能)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71815995/picture_pc_6a9972a1c4c29d1b357f69ca2e6458ad.jpg?width=1200)
🍚自家製の2種はこんな感じ
味付けのメインになるのが、材料のリストで“自家製”と書いた2種類のソースです。
1. 自家製ドレッシングベース
まず自家製ドレッシングベースですが、これも再現を目指して作ってみたレシピです。(有料記事ですが、今回の料理に使うベースのレシピは無料でご覧いただけます)
今回のような炒め物には、生野菜にかけるドレッシングに仕上げる手前の状態で使っています。
2. 自家製万能だれ
こちらも我が家の定番のタレ。
材料(作りやすい分量)
・醤油…1/2カップ
・みりん…1/2カップ
・砂糖…大匙3~4
・おろしにんにく…大匙1くらい
・おろししょうが…大匙1くらい
材料を鍋に入れて火にかけて、沸騰してきたら火を止めて冷まして、そのまま冷蔵庫で保存してある常備タレです。これだけで炒め物に使っても美味しいし、唐揚げの下味に使ったり、マヨネーズと混ぜて野菜にかけたりしている万能ダレです。
🍚さて、トッピングになる炒め物を作ります
スタミナライスという名前ですが、スタミナの由来はにんにくたっぷりの味付けと、仕上げに加えるニラのおかげで、なんというかこう、パワーの付く感じに仕上がるのでそう呼んでます。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816006/picture_pc_ca33415a4b3f09cfd01ad0a31209b84d.jpg?width=1200)
玉ねぎと豚肉を炒めます。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816012/picture_pc_3b2abc751af965621faf26c20e9c4be9.jpg?width=1200)
豚肉の色が変わったらニラを加えます。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816017/picture_pc_d55a15703a5544679b8af8ca2dc3b14f.jpg?width=1200)
ドレッシングベース、タレを加えます。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816023/picture_pc_b1ff2ffa7eaf75cc691dbe971bc5d9e6.jpg?width=1200)
全体をよく絡めながら炒めます。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816028/picture_pc_599c9a13ee8be17a3d6cf80ac5db141f.jpg?width=1200)
火を止めて粗びきのこしょうをたっぷりと振ります。
🍚スタミナライスの完成です
お皿にご飯を盛りつけて、その上から炒めた具をのせていきます。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816034/picture_pc_a5d217dec843840ce5a7910ba61ebcba.jpg?width=1200)
このあと卵黄をトッピングするので、真ん中はあけてドーナツ型に盛っていきます。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816041/picture_pc_eb88a1ca66078a32371cf9c18bea9bf5.jpg?width=1200)
こんな感じで“卵黄待ち”です。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816050/picture_pc_4e34c779c35b81c0c14f02549a45b597.jpg?width=1200)
卵黄をポトリで、オリエンタルなスタミナライスのできあがりです。
♨おともに豚汁も作ります
ライスものには“おつゆ”が欲しくなりますね。今回はこれもその大好きなお店をリスペクトな気分で定番の豚汁にします。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816057/picture_pc_4511d143d1b8fab8e41878a521f02f14.jpg?width=1200)
野菜と豚肉をかつおだしで煮ます。豚汁に欠かせないのは、豚はもちろん、玉ねぎとねぎ。あとは大根、にんじん…ゴボウとかきのことかですね。
こういう汁物は冷蔵庫にある野菜で作れて具だくさんに仕上がるのが魅力です。今回は大根がなくてかわりに蕪があったので蕪にしました。ごぼうは…なかったので省略です。そんな自由度もおうちごはんのメニューとしては魅力です。
豚汁の出汁はかつお風味が好きです。肉の旨味と野菜の旨味に魚介系が入るのって、贅沢ですよね。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816067/picture_pc_be3ed567eb8cf8c7f0d14bde0834eb35.jpg?width=1200)
いちばん固い人参が柔らかくなったら火を止めて味噌を溶きます。
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816084/picture_pc_343236a4cf8b59f2504bcc9a61cf40a6.jpg?width=1200)
味噌が溶けたらできあがりです。
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816098/picture_pc_ea499b28fca54c358c96aeebd7039036.jpg?width=1200)
豚汁の仕上げは七味唐辛子。香りと辛みがいいアクセントです。
🍚食べるときのワンポイント
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816109/picture_pc_4802f8d8c9c608fa5050ba227dcde306.jpg?width=1200)
こういうメニューはどどーんと盛り付けて、わんぱくに食べたいですね。
そんなわんぱくなひと皿にも食べ方のこだわりはあったりします。
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816126/picture_pc_468c40b7a406760d149ef085c7081cb5.jpg?width=1200)
まず卵黄を崩して…そのあとがポイント。
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71816136/picture_pc_a93a8adef69551d4c1c33a58b6ca9357.jpg?width=1200)
全体に均一にしてしまうのではなく、ところどころ卵黄をからめたり、卵黄の付いていない状態のお肉と野菜をご飯と一緒に口に運んだり、トッピングとご飯と卵黄をまだらな感じでアクセントを付けつつ食べるのがおすすめです。
🍚でもやっぱり通うんです
評判の洋食屋さんの中でも、とびきり人気のあのメニュー。お気に入りの味が家でも食べられると思うと、なんだか得した気分です。それを目指して再現してみようと思い、作ってみたらかなりいい感じで満足するひと皿になりました。
でもやっぱりあのお店でモリモリ食べるのが一番おいしい。
そうなんです。
だからまた通ってしまうんですよね。
好きになった料理、好きになったお店、好きになったひと皿。それはそのすべてが揃ったとき、自分の中の最高の憧れというものになるんだと思います。作る視点で一度は再現にチャレンジしたくなる味ですが、やっぱりあの場所、あの空気の中で食べるときがなにより美味しい大好物なんです。
🍛おまけ
人気メニューの“オリカレー”も再現してみました。
カレーと合わせたあいがけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1644741696776-dPDI9IFiuI.jpg?width=1200)
スタミナ炒めをライスの半分の上に盛り付けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1644741707945-vlbigAmveu.jpg?width=1200)
カレーは今回はポーク。炒め物も豚肉なので、カレーはポークがおすすめ。
![](https://assets.st-note.com/img/1644741717143-cgh1nurlCw.jpg?width=1200)
スタミナ炒めを盛りつけた反対側にカレーを盛ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1644741726641-thnlGaBDuJ.jpg?width=1200)
真ん中が空いているのはお約束。
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卵黄のためのスペースです。
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モリモリ食べたくなるあのひと皿。カレーはお店のものはもっと黒くて個性的なカレーなので、ちょっと見た目は違いますが、欧風系の感じはおなじ方向性かなと思います。
大好きメニユーを盛り合わせたアレンジも魅力的ですね。
🍚作ってみた感想
にんにくと玉ねぎの旨味とパンチがポイントかなと思って試してみたのですが、なかなかうまくできたと思います。ただあらためてオリジナルを食べてみたら、にんにくがもっときいている感じがしました。
今回のチャレンジレシピでは、自家製のタレとドレッシングベースを使っているので、冷蔵庫に作り置きを常備してあれば手早くできて便利なのですが、今度作るときはさらににんにくをプラスしてみたいと思います。
🍚というわけでやってみました
![](https://assets.st-note.com/img/1645517726815-knwS7al9nq.jpg?width=1200)
タレをからめるときにおろしにんにくをプラスします。
![](https://assets.st-note.com/img/1645517744132-7303IbYmG8.jpg?width=1200)
あとはにんにくをとかして炒めるだけ。
![](https://assets.st-note.com/img/1645517754928-HUR228Z9Uw.jpg?width=1200)
パンチのきいた味でまた一歩、理想に近付いた気がします。
でももちろんタレそのものが想像をもとにした再現なので、やっぱりお店とは何かが違うんですよね。
というわけで、このレシピを家で楽しむ日もあれば、やっぱりお店に伺う日もあるのです。
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![tokeiya](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89478768/profile_9dac43472b1c7fbeb46f31b95c817700.png?width=600&crop=1:1,smart)