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現代の読書スタイル「100歳まで読書」

人生100年時代。

自分の命がなくなるまで読書を続けられるのだろうか。

目が見えなくなったり、身体機能が衰えたり、それ以前に学ぶ意欲は保てるのかなぁ…

タイトルからそんなことを考えたりしました。

なぜ100歳まで読書するのか。

最後のさいごまで知的に、豊かに、静かに自分を保ちつづけ、自分はこの世界のなかの、どこに位置していて、どのように生きてきたかを、それなりに納得して、死ぬことではないだろうか

100歳まで読書より

豊かに人生を謳歌し、最後をちゃんと迎える。

人として人生を全うするために読書が必要なんだと学びました。

池上彰さんの著書でも、池上彰さんの父は亡くなるまで学びをやめなかったことを読んだことがあります。

人生の終焉、読書とは何なのか、深く思考を巡らせる一冊でした。


○読書の力

・文化、文明を伝承

今の自分たちが生きている現代は、過去の先人たちの知恵や努力によって培われてきた。

文字や食物によって、何十年、何百年も前の人の思想・哲学などに今の僕たちはふれれます。

その思考で文化を継承でき、新たなものを生み出し続けられる。

読書の力はスゴいですなぁ……

・「読む人」を「書く」行為に誘う

読書とは、文字をたどることによって次から次へと、さまざまな場面を思い起こしていく作業である。それをメモしてみれば、「考え」は次第にカタチのあるものになり、まとまっていくのである。こうして書物は「読む人」を「書く」行為に誘っていく

100歳まで読書より 抜粋

読書をすることで、アウトプットへとつながる。

それが、次の時代へ繋がっていく。

昔から変わらない、不変の真理なんですね……

・禁止するほどの威力を持つ

昔の奴隷には文字を覚えることを禁止していたことがあるそうです。

文字や書物を読んで、奴隷に自由の権利を知らせないためとのこと。

禁止しないといけないほど、文章には秘められた力がある。

○なぜ死ぬまで読書なのか

・十を聞いて一を知る

逆説的であるが、様々な意見を聞くことで、一つの物事を深く知れる。

一つだけの意見で知ったような思い込みをせず、色々な視点から検証してみる。

死ぬまで読書で、物事を深く思考することが大事。

・自分自身が一個の図書館

経験、知識を積み重ねて、図書館のように膨大な知識を蓄える。

これこそ読書の醍醐味であり、人生の目標であるように思います!

・人間に死はあっても読書に死ない

永遠に続いていくものが読書。

死ぬ間際まで、人類の叡知にふれる。

壮大なスケールで、自分の人生に意味を見出だせる。

○まとめると

いつまでも豊かに生きるためには、100歳まで読書を続ける気持ちを持ち続けることが大事。

読書を続けてきた筆者の思いにふれて、色々と感じることの多い本でした。

そのため、今回の記事は引用多めになりました!

引用とは、知らなかったことを知る喜びにも繋がる。

詩集など普段読まないものにも興味を持てるようになる、感性を磨くための一冊になるかと思います。

そして最後に一つ引用を。

読書は、人生の全てが、決して単純でないことを教えてくれました。私たちは、複雑さに耐えて生きていかなければならないということ。人と人との関係においても。国と国との関係においても

100歳まで読書より

著者の言葉でなく、美智子さまの言葉になります。

有名な言葉ですが、やはり深いものを感じます。

僕は人生100年時代のまだ1/3くらいしか生きていない。

残りの人生も読書と向き合っていきたい、そんなことを思った今日この頃です。

最後までお読みいただきありがとうございました。


おしまい。

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