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大事なことは今も昔も変わらない ~書いて稼ぐ技術~
今はインターネットを通して多くのライターさんがいて、生計を立てたり副業で書かれている方が多い時代。
本書は一昔前(2009年)に発売されており、フリーライターの著者が、ライターという職業について書かれている本です。
ライター1本で生きていく大変さ、10年以上前であっても大切なことは今も大切なこととして残っている。
必要な技術、考え方は色褪せない!
○物書きとしての生き方
フリーランスだから当然と言えば当然ですが、常に名刺を持ち歩き、片っ端から営業をかける。
PRのために、自分が書いた記事、小説を常に持ち歩いて売り出すことを忘れない。
自分でやっていくことへの気概に加え、何気なくしている日常生活の中にも疑問を見つけ出していく姿勢。
フリーライターは普通であることをやめた人ですから、のんびりご飯なんか食べていられませんね
なぜ右利きは右手で箸を使うのか?
そもそも利き腕とは?
犬や猫には利き腕はある?
この時代のライターさん(今もそうなのかもしれませんが)の仕事に対する姿勢をビシビシ感じました。
フリーで生きていく過酷さ。
○発想のポイント
発想の方法として、
・普段から広いジャンルの本を読む、新刊で今のトレンドを知る
・読者に真っ先に届くタイトルを工夫する
・世の中の常識と真逆のことを考える
世の定説として広まっているものに、あえて逆張りした主張をする。
逆のことを考える柔軟な発想力があることで、そこから次々と新しい考えが生まれてくるのかなと思いました。
逆の意見を持つためには、対向する意見もしっかり理解しておかないといけない。
常に学び続け、その情報を自分の知識となるよう考えつくす。
○まとめると
今も昔も大事なことは変わっていない。
読んでもらう記事を作るためには、幅広いジャンルを学び、何気ない日常の中に疑問を持つ目線が大事。
ライターとしての鋭い意見から、気づきを得られる本書。
印税で一生暮らせるなんて夢のまた夢。
不安定な仕事ではあるので、まずは兼業から。
今とは変わっているかもしれませんが、フリーライターとしての生き方、過酷さを感じられました!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おしまい。