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【学ぶ】は本当は楽しい。学びを止めない「最高の学び方」
最近注目されている大人になってからの学び直し。
キャリアや副業、資格取得など、社会人は多くの学ぶ機会があります。
自ら進んで学ぶ。
会社から求められてしぶしぶ。
将来への漠然とした不安や悩みをきっかけに勉強を始める。
学びを始めようとするきっかけはさまざま。
「最高の学び方」(飯田智紀 著)では、オンライン学習プラットフォーム「Udemy」の日本事業責任者である著者から、自分に合った自分らしい学び方を身につけるヒントをもらえます。
学びはアウトプットしたり、実践に活かしてこそ意味を持つ。
そして変化の早い現代で、今と変わらぬ現状(金銭面や生活など)を維持したいと思う事ことこそ学びを始めるサインなのだそう。
”ほとんどの人が勘違いしている学びの五つの誤解”から、学びについて考察。
〇学びは最初から楽しいものではない
しんどさやツラさの先に、学びを通じて得られる体験があります。
もう勉強したくない……。
なんでこんなに勉強しないとダメなんだ……。
勉強を始めたときや、思うように成績が伸びないときは、こう思ってしまいますよね。
しかし、それを乗り越え、実践の中で学んだことと結びついたとき、学びの意味を感じ面白さを覚えます。
(中略)最初は苦しいもの、しんどいもの、もしくはまったく感情が動かされないものもあるでしょう。では、なぜそのつらさに耐えられるかというと、学びを通じて良質な経験を得ることでしか見えない世界があるから。これこそが「学びの醍醐味」だと思っています。
SNSで文章を書くコツを学んだり、SNSの使い方を勉強したりすると、面倒くさくて挫折しそうになってしまいそうになることもちらほら。
しかし、たまにコメントで読みやすい、わかりやすいといったものをもらえるとモチベーションが上がり、さらに良い文章を書こうと学ぶ気力が湧き上がってきます。
学んだからこそ味わえる快感。
積み上げてきたものがいつか実を結び、新しい世界を見るための学び。
〇成果はあとからついてくる
勉強してすぐ結果が出るわけではありません。
資格取得にしても、給料が上がったりスキルアップしたりするのも実践で活かし始めてから。
成果はあとからついてくるものですから、結果を求めすぎないことも大切です。努力をしたプロセスや、がんばり抜いた経験が、のちの成功につながることもあります。
この資格を取った!と喜んでも、それを仕事や実践で活かして、初めて効果を発揮します。
資格取得はスタートであり、そこから次のステップへと進めていくわけですね。
すぐに結果を求めず、あとから自然とついてくる。
〇完璧さを求めると自分の首をしめる結果に
ちょっと興味があるから、とりあえずやってみるの姿勢が学びには大切。
学びに完璧を求めると自分を苦しめ、よりツラいものにしてしまう可能性も。
「~でなければいけない」といった完璧さを求めてしまうと、学びはどうしても息苦しいものになってしまいます。
大切なことは、とりあえずやってみること。
フットワークと心の軽さだと私は考えます。
重要なことを勉強していると、
すべて暗記しないといけない!
自分を変えないと!
つい真面目に考え、自分を追い込んでしまいます。
これでは、続けることが苦しいだけに。
自分がどうなりたいかを考え、学ぶテーマを決めたら、小さい目標で少しずつ始めてみる。
気軽に学びを始めるスタンスが継続できるコツ。
自ら学ぶ、指示されて勉強を始める、動機は何でもよし。
学んだ先にある新しい世界が見えるようになることが、学びの楽しさではないでしょうか。
ネットや本で、なんでもすぐにサクッと勉強を始められる今の時代。
学び続ける人生でありたい!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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