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あなたは毎日を楽しめていますか?「毎日を楽しめる人の考え方」とは

趣味があると言える人はどれくらいいるでしょう?

自分の趣味は仕事だ!とバリバリ働くのもひとつの考え方。

しかし、仕事が楽しいと感じる人がいる一方で、生活のために働いている人も少なくないかと思います。

そんな精神状態で、働き続けるのも苦痛をともなうはずなので、自分が楽しいと思える遊びや趣味をもつことは必要不可欠。

毎日を楽しめる人の考え方」(樺沢紫苑 著)では、生活の中に遊びを取り入れることで、メンタルが安定し幸せになると訴えかけています。

今はひたすら耐えしのいで、定年後には好きな旅行で余生を楽しく送ろう。

しかし、歳老いて体力も落ちたり病気になるリスクも高まる中、予定通り楽しむことはできるのでしょうか。

いつ自分がどうなるかもわからないし、心も体も削りながら生きている今だからこそ「遊ぶ」ことが必要なはずです。

楽しみながら自己成長する6つの「遊び方の掛け算」”から、「遊び」についてを学び、遊びを成長につなげるために必要なリラックス方法に焦点を当てます。


〇今している遊びは良い?悪い?

遊びや趣味はアウトドア、インドアなど数多くのものがあります。

気分転換になるものもあれば、熱中し過ぎて体調不良を引き起こしてしまうことも。

お酒の飲みすぎ、ドラマ・映画の観すぎで睡眠不足がそれにあたります。

まずは、本書で取り上げられている「良い遊び方」、「悪い遊び方」に分けて考えてみましょう。

・よい遊び方

(中略)私たちは「健康」「愛・つながり」「お金・成功」の3つを手に入れることができれば幸せになれる。そして、これらを失う、あるいは手に入れられないことが、「不幸せ」ということになります。

毎日を楽しめる人の考え方より

・楽しい

・リラックスできる

・ストレス発散

・脳を活性化

時間を忘れて楽しむことができ、終わったあとに後悔が残らないものがよい遊び方。

スマホでのネットサーフィンや動画をただただ観続けたときは、時間を使ってしまったと後悔してしまうことが多いような体感です。

プライベートが充実し、仕事のパフォーマンスにもいい影響を及ぼすことがいい遊び方の条件。

・悪い遊び方

たとえば、「病気になる」「体調が悪い」「孤独(友達、パートナーがいない)」「人間関係のストレス」「貧乏」「会社で認められない」「仕事が楽しくない」などは、「幸せ」とは真逆の状態だと思います。

毎日を楽しめる人の考え方より

生活に支障をきたす依存性の高いもの、それによる孤独や睡眠不足が原因で起こる不健康、これらが悪い遊び方に属するかと思います。

スマホ、お酒、ギャンブル……。

適度で収まらない依存症によって、逆に疲弊してしまい、のめり込めばのめり込むほど、幸せから遠ざかってしまいそうです。

何ごともやりすぎは禁物。

〇リラックスを取り入れ生活にメリハリを

人生はマラソンのようなものですから、緩急をつけない、つまり「全力疾走」する人は、必ずバテるのです。

毎日を楽しめる人の考え方より

仕事をバリバリこなし、趣味を全力で楽しみ、リラックスする時間も取り、常に全力で向かい合えるような生活が理想ですよね。

途中で立ち止まる時間をつくらないと、いつか壊れてしまいます。

仕事と遊び、ここにリラックスが加わることで、ONOFFの切り替えができ、健康的な生活を送ることができます。

とはいえ、仕事に家庭に毎日バタバタしているのに、そんな時間はとれないというのが本音かと思います。

そこで、日常のスキマ時間にすぐ取り入れられるものがメインになってきます。

読書、音楽、ストレッチ、瞑想、日記などなど。

上記の趣味なら、パッと空いた時間にすぐ取り組め手軽さがいいなと思いました。

僕は、子どもたちがおもちゃや動画に夢中になっているすきに読書や日記、洗濯物を干しているときに、片耳だけイヤホンをつけて音楽やYouTubeを視聴、寝る前に子どもとストレッチなど、ルーティンとして習慣にしています。

眠る前にスマホのブルーライトなど、脳を覚醒させるような刺激の強いものは控え、心を落ち着かせるような遊び・趣味を取りいれることで、心も体も穏やかな日々を過ごせます。

日頃からリラックスすること心がけておけば、仕事も順調にこなせるし、週末に家族と遊んだり趣味を全力で楽しむことができる好循環になるはずです。


今している遊びは、自分にとって良い影響を及ぼすものか。

まずこれを考えることで、遊びが自分を疲弊させるようなことは避けられるかと思います。

もう少し仕事が落ち着いてから、定年後の趣味として。

そう考えて遊びや趣味を後回しにしていると、それをできることは二度とないかもしれません。

遊びも仕事も全力で楽しむ。

こう考えることが毎日を楽しむための条件ではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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