そうだ、図書館にいこう。
ネットで検索すればすぐ情報が手に入る今の時代、本・図書館の存在意義とはなんなのか。
「読書が苦手だった司書が教える 世界一かんたんな図書館の使い方」(つのだ 由美こ 著)にこう書かれており、まさにその通りだと思います。それぞれに特徴があって、確かな情報という点では本が信頼度が高い。
ネットではフェイクニュースに騙されないためのネットリテラシーも必要となってくるので、個人的には本に絶対的な信頼をおいています。
戦争中には相手国の情報を得るために図書館で情報を探っていたそうです。本の多さからすごい情報・知識の量だとは思っていたものの、国レベルでここまで実用化されていたことには驚きました。
日常生活のなかで身近な存在で、しかも無料で使える。本を読む習慣がない方にも魅力的な場所であり、よく足を運ぶ方にも図書館の良さを再確認できる図書館の使い方に注目しました。
〇集中力、創造性、記憶力の向上
立って本をパラパラとめくってみる、お目当ての本を探して本棚をウロウロする、これだけで集中力や記憶力が上がる。そして読書もすることで記憶に残りやすい。
本屋さんでガッツリ立ち読みもマナー違反だし、図書館だからこその恩恵ですね。
〇歩き回ってアイデアを創りあげる
図書館でお目当ての本を探しているとき、もう少しわかりやすく整理できる方法はないのかなと思っていましたが、この探して歩きまわることに意味がありました。
そういわれてみれば、作家の方や成功を収めている方は朝に散歩をしていることが多いのを本でよく見かけます。
図書館でもあえて不便さを出すことで思考の手助けをしてくれていたんだと感心しました。
〇思いがけない出会いもある
落ちていくリンゴを見たニュートンなど、予想外の事態での積極的な判断がもたらした、思いがけない幸運な結果(196ページより)を引き寄せるためには、準備や思いがけない状況が必要とのこと。
本も同じで、全く考えてもいなかった本に偶然めぐりあえたり。その出会いを求めて図書館を歩き回って自分に合った本を探すのも楽しめそうですね。
この言葉も決して大げさではないと感じました。さまざまな問題解決のヒントや新しいアイデアを与えてくれ、新たな一歩を踏み出すための背中を押してくれる本。
無料で使えて、読みきれないほどの冊数で半永久的に楽しませてくれる図書館。本書を読んで、行くしかない!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おしまい。
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