【習慣】づくりが人生を変える。今しかない家族との大切な時間
イギリスの詩人、ジョン・ドライデンの言葉です。やり始めはなにごとも、習慣化するために、あの手この手で続けようと努力します。そして、3週間や一カ月以上続けていくと、考えずに行動を起こせるようになります。習慣として身につくわけですね。
「3週間続ければ一生が変わる」(ロビン・シャーマ 著、北澤和彦 訳)では、人生を変えるための習慣を101個紹介されています。
・行動力をつけたい
・時間管理をもっと徹底したい
・ポジティブに生きていきたい
自分が目指す未来の姿を実現するために、気になったところを選んで実行に移しやすいのが本書のポイント。
今回は、”「仕事人間」から賢い家庭人へ”の章に焦点をあて、家族と向き合うための習慣について読んでいきました。
自分は、なんのために人生を変えようとしているのかを考えたとき、きっかけが家族という方も多いのではないでしょうか?自分のため、まわりのため、理由はいろいろあれど、人生を変えたいと思ったら行動を起こす。
〇子どもと仕事、優先すべきはどっち?
仕事でへとへとになり帰宅し、子どもが遊んでとせがんできたとします。僕もしてしまいがちですが、疲れてるから・忙しい仕事が落ち着いてから、と子どもとの時間を後回しに。
でも、落ち着いた時間がくることはほとんどありません。仕事でもそこそこの役職についたりすると、忙しくなる一方で時間はどんどんなくなっていきます。そうこうしているうちに、子どもは大きくなり、永遠に子どもとの時間が取れないままに。
仕事に家庭にあわただしく過ごしていると、時間はとんでもなく早く過ぎてしまいます。僕の子どもたちも、ちょっと前までよちよち歩きだったのに、今では小学生になろうとしている現状に時の流れを感じてしまいます。
子どもが親に甘えてくれる、必要としてくれる期間は短いものです。筆者の書いているように、”あなたがわが子たちに与えられるもっともすばらしい贈り物は、あなたの時間”です。
〇家族と仕事の時間は切り替えの余白が大事
仕事、プライベートはONとOFFの切り替えが大事ですが、切り替えるためには余白、リラックスする時間が必要です。
仕事を終えて真っすぐ帰宅し、疲れきった体はそのままソファーへとむかってしまう。疲れているのでしょうがないといえばしょうがないのですが、繰り返すことで習慣となってしまいます。
それでは、家族との時間も取りようがなくなってしまいます。
家に入る前に、家族が自分になにを求めているのか考える。それが、家族との時間を大切にするのにもつながります。仕事の気分を家庭にそのまま持ち込まないように、気持ちの余白をつくろうということですね。
今一度、家族が自分を必要としてくれていると考える時間は大切。
3週間続ければ、新しくはじめた習慣も自分になじんできます。習慣は知識として持っておくのではなく、行動に移さないと意味がありません。
私たちはさまざまな想いから、いい習慣を身につけようとします。その根底に潜む、自分・家族など、大切なものに気づくのは重要です。ぜひ、人生にアクションを起こしたいと思っている方は読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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