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スキルや才能が全てではない「一流の人間力」

すごい技術や才能があるのに、この人と話すとややこしくなるからなぁ……と思ってしまう人。

目にもとまらぬ速さで仕事をバリバリこなす職人さん。

パソコンを使いこなし、イラスト作成や作曲などクリエイティブな才能を持つ人。

一流と呼ばれる人は突出した才能を持ち、秀でた才能もない僕はそういった人たちを一流の人間なのだと思ってしまいます。しかし、

いかに優れた技術を身につけたとしても、最終的にものをいうのは人間性です。

一流の人間力より

すばらしい才能があったとしても、社会で生きていくためには人間関係を良好にすることが求められる。

誰とも交わらず人生を送ることは不可能ではないかと。

そんな人間性を高めるために必要な習慣を、「一流の人間力」(井上裕之 著)で学べます。

著名人でも、仕事や自分のまわりでも、人間性の良い人というのが一番頼りにされたり、影響を及ばしますよね。

人間力を高めるためには、自分たちがもともと持つ素直さや礼儀、学びなどを高めていく習慣を身につける必要があります。

「学び」の習慣”の章から、成長に欠かせない学びへの姿勢を学んでいきます。


〇自分の中に壁をつくらない

誰かがアドバイスをしてくれるのに、自分はこうだからと聞き入れず、心のなかに自分で壁つくらない。

相手が良かれと思って、応援したいと思って助言してくれたとしても、それを自ら放棄しては自身の成長を止めてしまいます。

自分が成長したいのであれば、自分から壁をつくらないことが大切です。

一流の人間力より

著者自身のエピソードで、友人を応援してあげたいという一心からアドバイスしたのに、こういう性格だからと受け入れてもらえなかった体験が書かれています。

壁をなくし、自分を空にした状態で相手を受け入れる。

自分でここまでと限界を決めてしまわず、どんなことでも聞く耳を持ち、受け入れて学ぼうという姿勢が大切ですね。

〇さまざまな価値観を知り自分の器を広げる

他人の価値観を知ることで、自分の価値観が世界のすべてではないことがわかります。

当たり前だと思っていることが実はそうでなかったことを知れば、学びのきっかけに。

どちらがいい悪いではなく、そういう文化や価値観があると知れば、自分の価値観がすべてではないことがわかります。

一流の人間力より

筆者は、海外の人と接することが一番手っ取り早いと述べています。

僕も韓国に親戚がいて、家族で定期的に日本に来ることはあるものの、学生の従弟が兵役で来ていなかったりするのをみると、近い国であっても文化の違いを感じます。

いろいろな価値観を知ることで自分自身の考えをアップデートすることが、その人のもつ器の大きさにつながります。

〇自分たちの国、日本を知る

先ほど挙げたように、海外の国を知ることは大切。

それと同じく自国の文化や歴史も学ぶ必要があります。

海外の人は自国の文化や歴史をよく勉強しています。
自分の国をよりよくするには、どうしたらいいかも考えています。

一流の人間力より

僕も歴史が苦手で、学生時代からほとんど避けてきました。

テレビで外国の人が日本の歴史を詳しく語る姿をみると、自分もこれではいけないなと軽く戒められます。

変化の大きい今の時代は、社会や政治の動きなども日々目にとめておかないとすぐ置いていかれてしまう。

海外に目を向けると同時に、自国の文化も注目したいものです。


「昨日の自分より1ミリでもいいから、今日成長していたい」

一流の人間力より

自分が成長していきたいと思う気持ちが人間力を高めてくれます。

自分を見つめ直し、学び続ける姿勢が一流と呼ばれる人間力につながります。

まわりから、自分の家族・子どもたちから、1人の人間として認められるようになりたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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