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タイトルに惹かれる 「インドなんて二度と行くか!ボケ!!……でもまた行きたいかも」
今から18年前に出版された本書。
調べてみると、当時10万部を超えるベストセラー!
なのに、全く読書習慣がなく知らなかった自分を反省。
インドの旅行記であるが、これが面白い!
先月たまたま読んだ「世界のニュースなんてテレビだけでわかるか!ボケ!!…でも本当は知りたいかも。」で著書を知り、そこら続けての読書。
インドという国の独特さ、はちゃめちゃさもあるだろうが、文章にしてその面白さを伝える力がすごいと感じました。
純粋に感じる面白さ、思ったことをストレートに書き綴る表現方法。
最近の本の中で、個人的ヒット本!
○ざっくりストーリー
お笑い芸人を目指して上京するも挫折。
その後もショックな出来事が次々と起こり、インドへ旅に出ることを決めた筆者の旅行記。(思い立って動き始められるアクティブさ見習いたい…)
インドに着くと、ことあるごとに観光客にお金を要求をしてくるインド人。
頼んでもいないのに旅行会社へ連れていき、ツアーを組ませようとしたり、あの手この手で絨毯や宝石を売り付けようとしてきたり。
日本ではありえない、インドの日常?を面白おかしく綴った本書。
強烈なエピソードばかりだか、異国の文化であったり、自分の世界観を広げたりと、インドの不思議な魅力を感じられました。
少し話が逸れますが、インドについては、また行きたい!ってなる人と、もう行きたくない!ってなる人の二極化する話を聞いたことが。
目覚ましい経済発展を遂げる国でもあるインド。
興味を掻き立てられまくりです!!
行きたいとは思わないけど…
○読んで感じたこと
・感じたことをストレートに書く
思ったこと、感じたことをそのままストレートに書くことで、現在進行形で起きているような臨場感を感じました。
飾らない自分の感情を出すことで、読む人にも伝わるんだと学びました。
著書の本を続けて読んだ僕が身をもって実感。
・例える、フリ・オチ
伝わるようにわかりやすいものに例える。
フリがあって、予想を裏切る・展開を期待するオチがある。
芸人さんを目指していたからなのか、テレビとかで見る芸人さんような面白さを感じる文章。
読み物でありながら、会話のように進んでいくテンポの良さも本の魅力。
・経験することの大事さ
あきらかに怪しいことと知りつつ、果敢に経験していく。
予想通り悪い結果になったとしても、貴重な経験になりネタになっていく。
好奇心や思い切りの良さは大切。
僕に縁遠いものばかり。そこが良い!
○まとめると
面白いエッセイ。
インドってこんな所なんだ、世界には自分の知らないことが、いっぱいあるんだなぁと、知識・興味を広げてくれる。
そんな一冊。
この本以外にも様々なジャンルの本を出されているので、読んでみたいと思わされました!
文章も、
感じた思いをそのまま書く。
会話しているようなテンポの良さ。
こんな所が参考になり、マネできたらなぁ…
としみじみ思いました。
文学作品を読んだときの面白さとは違う、純粋な笑える面白さ。
興味ある方ぜひどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おしまい。