見出し画像

チョコレートの3大成分はストレス解消に大きな効果あり?

一日のどのタイミングでチョコレートを食べますか?仕事の休憩時間やおやつタイム。そんなひと時にチョコレートを食べる方も多いと思います。

これはチョコレートにストレス解消や疲労効果があるためだと言われています。なぜストレス解消にチョコレートが良いのか?どんな成分があるのか?どういう効果があるのかを書いてみます。

アルギニン


アルギニンには疲労した身体を癒し、成長ホルモンを出やすくする働きがあります。アルギニンを取ることで背が伸びるのは、これらの働きがあるからです。
またアルギニンを摂取すると、体内でマクロファージという免疫細胞が活性化します。マクロファージは別名・大食細胞と呼ばれ、体内に入ってきた細菌やウイルスを食べる白血球の一種です。アルギニンは免疫細胞の活性化を助け、免疫力向上に効果的な成分となっています。

これら二つの理由から、疲労回復にアルギニンが適しているのです。他にもアルギニンは、エナジードリンクをはじめ、大豆、ナッツ類、鶏のむね肉・牛のもも肉、ニンニクに含まれています。

しかし不足を気にするあまり、適量以上の摂取は禁物です。過剰摂取をすると、ストレスの際に発生しやすい口唇ヘルペスが発症します。疲労回復やストレスの軽減をしてくれるのに、口唇ヘルペスには原因の元となるので、まずは口唇ヘルペスを抑えるようにしてください。


テオブロミン

セロトニン、別名幸せのホルモンと言われる脳内物質をご存知でしょうか?セロトニンが分泌していれば幸福感が高まります。反対に不足するとストレスが増加し、緊張によってストレスが倍増します。そしてセロトニンの分泌を助け、ストレスを予防するのがテオブロミンです。テオブロミンは間接的ですが、リラックス効果や心を落ち着かせる効果があります。
さらに持続力が特徴で、適量を摂取することで、日常の幸福感を維持できます。


テオブロミンはチョコレートに含まれる成分ではなく、原料であるカカオに含まれる成分です。チョコレート以外にもカカオを原料としているココア、コーラやお茶にも含まれています。

一方で、テオブロミンには注意すべき点があります。それは動物に与えると死に至る点です。人間にとってメリットでしかないテオブロミンには、動物にとっては毒に変化します。特に犬はチョコレートの味や匂いが好きなので、手に届く場所に置いていると平気で食べてしまいます。私たち人間も同様に過剰摂取をすると、睡眠障害に繋がるので気を付けてください。


カカオポリフェノール

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには緊張を和らげたり、リラックス効果だけではなく、ストレスの原因となる生活習慣病や病気を予防する効果があります。

まずカカオポリフェノールには、血圧を下げる効果があると実証されています。高血圧の主な原因は、年齢と共に血管が細くなり、赤血球の通りが悪くなることで発症します。カカオポリフェノールはその血管の内部を広げ、赤血球を通しやすくするのです。

さらにカカオポリフェノールは、活性酸素の働きを抑える抗酸化物質として注目されています。老化やさまざまな病気の原因に繋がるのが活性酸素です。活性酸素は喫煙、運動、飲酒によって多くの負荷が身体にかかることで発生します。結果的に、肌荒れや動脈硬化、ガンといった病気の引き金となるのです。カカオポリフェノールはこの働きを抑える抗酸化力で、肌や体内へのダメージを弱めてくれます。

バナー1_2

ストレス解消や疲労回復効果がある成分のご紹介でした。チョコレートには健康への働きかける成分が多く含まれています。日々の疲労やストレス、生活習慣病が気になる方は、チョコレートを日々の生活に取り入れてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?