【読書記録】『自分で「始めた」女たち』から学ぶモーニングルーティーン

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書籍:自分で「始めた」女たち 「好き」を仕事にするための最良のアドバイス&インスピレーション

内容:料理研究家、デザイナー、作家、ミュージシャン、イラストレーター、モデル、 ブロガー、家具職人、スタイリスト、キュレーター、コメディアン、 TV司会者、俳優、陶芸家、ジャーナリスト……。 さまざまな仕事で活躍中の112人が見せてくれる 好きなことや夢を追いかけた先にある美しい世界。眺めているだけで、パワーが湧く本。

本書は自分で起業したり、専門家を目指したり、芸能活動に打ち込んだりする112人の女性へのインタビュー結果を取りまとめた本である。彼女たちの人生における困難の乗り越え方や原体験、普段の生活などが記されており、彼女たちの写真とセットで力強い言葉を見ることができる。内容の紹介通り、眺めているだけでパワーが湧く本だ。

今回は彼女たち1人1人のエッセンスでもある、朝のルーティンの過ごし方を一部抜粋して紹介したい。これが読者の日々を充実させる手立てになれば幸いである。

Q質問:1日のよいスタートを切るために、朝いちばんにすることは?

タヴィ・ゲヴィンソン(ライター、雑誌編集者)
「ポッドキャストを流してる。起きた直後から何かをしていたいし、人の声を聞きたいから。」
リンダ・ロダン(スタイリスト、美容家)
「愛犬とひとときを過ごして、おいしいカプチーノを飲む。」
カレン・ヤング(プロダクトデザイナー、実業家)
「毎日、前の日の自分が達成したり体験したりした中で感謝していることを3つ考えるの。機械的な習慣にならないように、一つひとつはしょらず丁寧に考えるのがコツ。それぞれについて、なぜありがたいかと感じるかまで掘り下げえていくと、いい気分で1日を始められた。」
メアリー・ゴーイング(ファッションデザイナー)
「ジュリア・キャメロンの「モーニングページ」(朝、頭に浮かんだことをノートに書きつけると、考え方や行動が代わり、理想の自分に近づけるという)」
ジャスティナ・ブレイクニー(デザイナー、アーティスト、インテリア著作者)
「家族とのハグ。」
カーラ・ホール(シェフ、テレビ番組司会者)
「自己肯定のメッセージを唱えている。「神様がすでに物事を整えて楽に流れるようにし、私の道を拓いてくださている。私は人や場所や物事や外部の条件に左右されはしない。私には力がある。私には価値がある。私は自由。私は創造的。私は唯一無二の存在。私には自信がある。今唱えたとおりになりますように」ってね。」
マリアム・パレ(アーティスト、デザイナー、講演家)
「私は朝、精神的に悪いサイクルにはまりやすい。だから、エネルギーと楽観主義と勇気をたずさえて1日に臨むために唱える言葉がいくつかある。そうやってネガティブ思考を一掃して、感謝していることをありったけ思い出すのよ。」
クランシー・ミラー(料理著作者、シェフ)
「毎朝、無事に目が覚めたことへの感謝をまず言葉にする。幸せは感謝から生まれると思うー身の回りや自分の中にすでにある幸せに気づくことから。いつもじゃないけど、瞑想から1日を始めるときもあるわ。」
ヴェロニカ・コーゾ・デュカート(グラフィックデザイナー、アーティスト)
「毎朝ベッドの中でパートナーとコーヒーを飲んで、その日の予定を話し合うか、ラジオを聴く。彼女と話しているだけで楽しい。1日のストレスが降り掛かってきて、お互い別のことに忙殺される前に、おしゃべりできるのがいい。」
ジョアナ・アヴィレス(イラストレーター)
「犬を飼っているので、いやでも早朝に家を出て長い散歩をするの。イラストレーターって座りっぱなしになりがちだけど、愛犬のぺぺのおかげでそうもしてられないわ。」

本書は上記のモーニングルーティンのように、下記の質問を112人の女性たちに投げかけている。答えが気になった読者は購入をお勧めする。

・駆け出しの頃役立ったアドバイスは?
・自信をなくしたり逆境に陥ったときの立ち直り法は?
・あなたにとって成功とは?
・これがなくてはやっていけない道具やモノや儀式はある?
・長い1日の仕事を終え、家に帰ってから楽しみにしていることは?





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