コーヒーと本を交換!?新しい書店のカタチ
電子書籍が普及し、
タブレットで本を読むことが
当たり前になりつつあります。
そんな中で、よく議論されるのが
紙の本と本屋さんの立ち位置。
これまでのように、
ただ読まれるだけの本、
ただ本が売られているだけの本屋
ではなく、
情緒的な価値を感じられる
本屋さんが増えてきているように
感じています。
今朝の日経特集で
紹介されていた書店も、
情緒的な価値を感じられる
書店でした。
コーヒーと本を交換!?
愛媛県の『こりおり舎』という
本屋さんでの面白いサービスを
紹介します。
お客さんが持ってきた古本と
珈琲一杯(500円)を交換する、
いわばお金の代わりに
珈琲を活用するサービス。
大手の買取サービスでは
値段がつけられないような本も
珈琲と交換できることもあり、
近隣のユーザーは
積極的に書店を活用しているようです。
そして、このようなサービスを通じて
近隣の人々の交流の場にも
なっているそうです。
本を買い、読み、売ってお金に変える
というサイクルだけでなく、
交流できるという
情緒的な価値があることが
非常に魅力的ですよね。
新しい価値を提供する本屋さんの存在感が増している
2020年時点での全国の書店数は
約1万1000店で、
2000年の2万店に比べると
半減している。
しかし、こりおり書店のような
プラスαの価値を提供する
本屋さんの存在感は
強くなっているようで、
モノを大量に『消費』
する時代から
変わってきているのが
感じられますね。
冒頭に触れた、
紙の本の存在も同様で、
紙の本が大量に売られる
ということは少なくなる
と思います。
しかし、紙の本から得られる
独特の読書体験は
何者にも変え難い体験です。
ただ本を売るだけのお店は
淘汰されていき、
何かプラスαの体験ができる
書店が残っていくのかも
しれませんね。
個人的には、紙の本は、
本を読んだ気になれるので
大好きなので、
なくならないで欲しいですね・・
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