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#627 職場で求められる ”教育” と 、自分で ”学習” することは異なる学び方
どうも。資料訂正の指導が3人続くとパンクする、てつです。
こちらのnoteは1日を振り返って気がついたことから話を展開する「note放談」を行っています。今日も考えてことを書いていきたいと思います。
本日のテーマは「職場で求められる教育と自分で学習することは異なる学び方」です。
来年度に向けていろんなところで計画が進んでいるここ最近です
いくつかの会議に首を突っ込んでいるので、毎年この時期は「学び方」についての議論が多くあります。
その中で必ず起こる「どんな教育が必要なのか?」について私見を書いてみます。
要するに目的が大事ということです。
自己紹介とお知らせ
某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
◾️第28回福岡県作業療法学会
2025年2月23日(日)に行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました。オンデマンドは2月1日~開始!!事前参加登録は250名を突破!みなさんぜひご参加ください!
◾️湘南OT交流会 WEB学会 2025
本年度もやってきましたWEB学会!たくさんの講演と演題が集まる、湘南OTが仕掛けるオンライン学会です。一度参加すれば過去の講演と演題が見放題なので、かなりのボリュームになっています。ぜひご参加ください!
◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!
それでは続きをどうぞ。
職場で求める教育
職場で行う教育の意味はなんでしょうか?
新しく入る新人指導
既存のスタッフのレベルアップ
チームの課題に対する取り組み
など、
教育といっても、たくさんの意味合いがあり、それによって内容も大きく変わってきますよね。
こういった話から会議を始めると、大抵は収拾つかなくなり、教育に関する計画も一貫性のないものになります。
以前も書いたように思いますが、こういったプログラムというのは一つ一つの項目よりも、全体としての道筋が大事になります。
教育という場を通して、スタッフは自分達に何が求められているかを体感します。
だから、ここに一貫性がないと、組織やチームが求めるスタッフ像が伝わりにくくなります。
できるだけ明確に、筋道を立ててプログラムを組むことが必要です。
職場で求められる教育には、こういった組織の意向を反映するという意味が強いと思っています。
であれば。
職場の求める教育には「組織で求める最低ライン」が準備される必要があると思っています。
特に、業務として取り組む以上は、職場にとって必要なことであるべきです。
この「最低ライン」をどこで引くかによって、その職場がチャレンジグなのか、保守的なのかも伝わりますよね。
広い視野で捉えるようにすると見えてくるものもありますよ。
自分で進める学習
「それじゃあ教育では一定のことしか伝わらないよ」
という声がもちろん会議では上がります。
ここのラインを大事にして欲しいんですが、
「教育」と「学習」は違うということです。
「学習」するのはあくまで個人努力であり、その人自身のモチベーションの方向性によって個人差があるのが前提です。
何について学ぶかも自由ですし、職場としてはそこを尊重することが必要になります。
これは業務の枠を超えて、よりよく成長していくためのものです。
今、会議で考えようとしていることの中に、「教育」と「学習」をごちゃ混ぜにしていませんか?
ここはしっかりと認識しながら話し合いを進める必要があります。
目的によって学び方も変わる
学び方といっても多様ですよね。
どの学びにおいてもその個人や組織にとってネガティブになることはほとんどないと思っているので、
どんなこともチャレンジしてみて良いと思います。
たまに、過負荷になって、個人を攻撃することになりかねないので、そこはどこまで求めるかを考える必要があります。
普段の業務が疎かにならないように絶妙なバランスをとっていくことが必要ですね。
いやーこれが難しい。
悩みは尽きません。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。