夫さんをアセスメントした話 その1
わたしの記事によく出てくる夫さんですが、今後も出てくるので少し彼について書きたいと思います。わたしの独断と偏見で書くので、いつか夫さんに怒られたら書き直すかもしれませんが、それはそれで面白いのでとりあえず書きますね。お付き合いください。
夫さんとは職場で出会いました。付き合う前からわたしと結婚するんだと彼の親友に宣言をしていたそうですが、第一印象は胸元だったとも聞いています。結局は結婚するに至ったのでどちらでもいいかなと思っています。
ちなみに当初わたしは彼に認識されていることすら知らずにいました。結婚式でよく読まれるように共通の知人を通して正式に出会いました。親知らずを抜いたあとなのに折角のチャンスだからと急いで来てくれて、柔らかいものしか食べれずにいる様子にただ面白い人だなぁと思いました。知人いわくわたしもリップを塗り直してソワソワしていたのでお互い少し下心はあったのは認めます。
男性と一括りにする世の中ではないですが、彼は言語化が苦手です。掃除や整理整頓も苦手です。感情そのままに怒られたり敵意を向けられたり、責められたりするのも苦手です。彼氏彼女のお付き合いの段階ではあまり気になりませんでしたが、確かに夫さんの部屋で寝るとアレルギー性喘息を発症していたのでそういうことなのでしょう。
さて、上の苦手なこと、他にもあります。顔に髪の毛や毛布や糸くずなどが触れるのが苦手。自分のペースで物事が進められないことが苦手。たとえいただきますをしたあとでも目に入ったことをその時やりたくなってしまう、おしりが決まっている予定に間に合わないかもしれないときには錯乱する。などなど結婚式の前などひどいものでした。わたしより夫さんがマリッジブルーになりました。きりがないので程々にしておきます。
そう、これらを見るとある程度発達に知識のある方だと疑問に思われるのではないでしょうか。いわゆる発達障害のグレーゾーンの真っ只中にいるような人です。どっちかって言うと黒寄りの黒だと思います。夫さんもそれはわかっていて、小さいときは食事も座って食べられなかったと言っていました。
夫さんの両親がうまいように自由に育ててくれたからこそ今夫さんは社会で生き抜けているのだと思います。診断はされたことはないようですが、わたしも発達を学んだ端くれなので夫さんの特性はよく理解していこうと気をつけています。夫婦円満のためには必要な努力義務ですね。
夫さんの両親はわたしの両親とは全く違うタイプですが、わたしは大好きです。いつかまた夫さんの両親についても書きたいと思います。
そんな夫さんと、まぁものすごく頑固なわたしが結婚したので、お付き合いを含め6年以上一緒に過ごしているはずなのに問題は時折勃発します。だいたい「お話があります」と切り出すのはわたしで、夫さんは嫌々ながらも生活のためにお話会に参加してくれているので結婚生活は成り立っています。ちなみにお話会に参加できるように長い年月をかけてわたしは夫さんを説得し続け、さらにはお話会が夫さんにとって苦痛の時間だけにならないように改善に改善を重ねています。スマホのアプリのアップデートと一緒ですね。
夫婦はどちらかが妥協ばかりしていると爆発してしまうのだな、というのは夫さんと過ごして思ったことです。誰だって嫌なことからは目を背けたいし、向き合うのは怖いはずなのですが、逃げてばかりもいられないのが現実です。
長くなってしまうので、タイトル回収は次の記事で、と思います。ごめんなさい短くまとめられないほど記事に収まらない夫婦なのです。もう少しお付き合いくださいませ。