最上和子とは何か!?仰々しいタイトルを付けてしまったが、結論から言うと(勿論本とネットで見て読んでる印象の結論だ)、
生きながらにして死のうとしてる人
生きながらにして死の空間をこの世に
出現させようとしている人。
「身体」を通して。舞踏という表現で。
それが「最上和子」という人だ。
「見てはならないものを見てしまった」
最上和子は言う。
「身体には内的身体と外的身体がある」と。
舞踏というものを通して内的空間、ヌーソロジーやシュタイナーの言う《反空間》になろうとしているということだ。
10分オーム斉唱をして
10分寝転がり
10分かけて立ち上がり
10分かけて歩く。
この、「10分かけて立ち上がる」というところにぼくは衝撃を受けた。最上和子は如何にしてこの動作に辿り着いたのか。想像を絶する苦しみがあったに違いない(本では舞踏家になるまでの人生も語られている)。
そして、ぼくは影響を受けやすい。
早速いつものヨガの時間に取り入れてみた。
過去記事よりイラストは再掲〜🦥
①、②ともに超絶ゆっくり繰り返す。
腕の動きはゆっくりにしやすいので筋力に自信のない方は坐って行うと良い。
日々繰り返していくことが大事。
撼天柱
回すという行為は変性意識に入りやすい。
これも超絶ゆっくり回ること。
やってて思ったのはヨガの動作より気功の動作の方がスローにしやすいということ。
1ミリ以下の動きを意識して身体を微細に感じていく。心の動きから離れ自我が遠のき身体というものが浮き上がり、やがて身体すら消失していく(勿論ぼくはその状態はまだまだ先の先)。
初期段階で大切なのはからだの微細な感覚、微分を感じる事。ミクロに意識を集中すること。
最上和子はここからさらに見られるという舞台に立ちその空間を現出させようとするのだが、そこまでは一般人はしなくてもいいのかもしれない。
🌟日常動作の中で最上和子のスローを試みる🌟
ぼたどん🐦師匠のスロー記事🧊✨
10分かけて水を飲む🧊✨
日常に反空間を現出させるにはヨガや運動的な動きに取り入れるより日常的な動作で反空間を感じるほうが良さそう🐦🌟
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
ここから下は最上和子さんのnote記事への寄稿文の引用(長いですがスンゴイので是非!)。最上さんの稽古場に実際通ってるAngelspaceさんの記事と続いていきます。
どちらの記事もヒビイテ来ること間違いなし🌟
身体というフロンティア|最上和子
プロフィール
最上和子(もがみ・かずこ)
OL・看護師を経て舞踏家になる。身体の内部から踊る原初的な舞踏を模索。現代におけるダイレクトな霊性の探求が活動のメインである。稽古場主宰のほか、公演・イベント・ワークショップなど多数。映像作品『HIRUKO』、『double』に主演。著作に『身体のリアル』(押井守との共著、角川書店、2017 年)、『私の身体史』(kindle 版)がある。
こちらの記事からの引用でした。
こちらは↓最上さんの稽古場に通っているAngelspaceさんの記事🌟
臨場感に溢れてます!
押井守監督(弟)作品
こちらも観てみようかな。本を読んでると登場人物の動きが最上さんの動きを真似てるところとかあるらしい~。空中戦闘シーンは物語のテーマから外れるから要らないけど商業的に頼まれて入れたと、本の中で押井守監督はハッキリと言っている。「身体のリアル」その辺りの裏話も満載なのである。
5000文字超え。
ご一読大変ありがとうございました🌟
以上です!
ナマステ🐉✨