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英語の長文を読んで ②

昨日、大学受験生と読んだ英文で

「多様性」がとりあげられていた。

多様性が、

分断を招き、共同体が蝕まれている

教育機関や職場で多様性を追求することによって、能力が基準を下回る人が入学したり、就職している

また、それにより以前は優勢だった人たちが割を食っている

そんなふさわしくない悪評が「多様性」にはときどきついているけれど

実際には、そんなことはほとんどなく、多様性は社会を団結させるものだ

と、書いてあった。

思い出したのは、トランプさんのワシントンでの飛行機事故のあとの発言ー

そして、大学院時代に聞いた高学歴の白人男性の就職活動での嘆きーーー

また、切望というSUPER BEAVERの曲の

言葉ばかり増やして 肩書きと話すのかい
個性だ 多様だ それもまた枠だったー

という歌詞。

いろんな人の意見や感想を聞いてみれば、おそらく「多様性」と呼ぶものが、分断や団結をもたらしていると思っている人たちが両方とも多くいるのは事実のように思える。

「多様性」だけではなく、今はやりの「SDGs」も同じように・・・。

でも、同時に、多様性も持続可能な開発目標も今、私たちが生きる社会にはなくてはならないものだ。

それを、分断ではなく団結を、そして、混沌ではなく調和をもたらすものにするのは私たちの努力次第だ。



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Terakoya Kamei
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