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夏休み 子どもの居場所 プロジェクト 2週目 ①

中学生、高校生の言葉の認識というのか、理解の仕方にときどき不安を感じる。

ときどき? 

いや、しょっちゅうかもしれない。

この夏休み、中学1年生だけではなく、途中入学で基礎が不安な高校生まで中学1年生の問題に取り組んでもらっている。

I , youの意味に、「私」「あなた」
likeに、「好き」、studyに「勉強」
funに「楽しい」と書かれても私の眉間にはしわが寄るのに

fanの意味に「楽しい」
computerの意味に「機械」と書かれると

あぁ、また、電話=スマホ理論だ・・・と嘆き


そして、

机って「ディスク」?

なんて、聞かれたときにゃぁ・・・もはや、耳をふさぎ、目を覆いたくなる。

どうして、こんなに言葉が乱れているというか、言葉に無頓着になったのだろうか・・・
口に出したときや書いてみたときの違和感に気づけないのだろうか

と、考えると

大人との「内容のある会話」の不足とともに、日常生活において大人が子どもたちに合わせすぎていることが思い浮かぶ。

大人たちもまた、「感覚」重視で、じっくりと考えて、理解するー腑に落ちるまで考えることが少なくなっているんだろうなと想像する。

この夏休みの「子どもの居場所プロジェクト」で、普段は会わない生徒たちが出会い、また、普段は接することの少ない講師たちとも接し、いろんな会話が飛び出し、仲間に入っていないように見える子たちもときどき「クスッ」と笑ったり、うなずいたりする姿に

こういう交流が、言葉だけでなく、さまざまなものに対する姿勢を変えていってくれるはずだと改めて感じ、

一人ひとりの様子を愛おしく、楽しいと思う。

そして、同時に、この取り組みは、来年も続けたい、続けねばという思いを日に日に強くしている。

でも、そのための人員確保、宣伝の仕方など、いろいろと改善しなければならないことは多い。

いろんな方々の助けを借りながら、地道に続けていけるように努力したいと思っている。



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Terakoya Kamei
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