
焚き火キャンプ飯 『豚の塩糀鍋と水蒸気炊飯の同時料理』
冬場のキャンプの夜は氷点下になることがしばしばで、夕食はアツアツ料理をいただきたくなります。
冷え冷えに冷えたキャンプの夜、久しぶりの戦闘飯盒2型を使い、豚の塩糀鍋と水蒸気炊飯の同時料理で温まります。
焚き火台とクッカー
焚き火台はなし。なんと今回は石で組んだカマドで直火です!
クッカーは、煮込み料理と同時に炊飯ができるロスコの戦闘飯盒2型です。

焚き火台は持って行ったのですが、めったに経験できない直火で、焚き火キャンプ飯に挑戦です🔥
今日の料理
戦闘飯盒2型の同時料理は、中子のお米を水蒸気炊飯するので、本体の料理は汁物を選択することになります。
冬なのでやはり鍋、ゴロゴロのカレー用豚肉とさっぱり味の塩糀で、肉たっぷりの鍋を作ります。
お店で見ておいしそうだった小かぶを買い、具材はシンプルに、汁はたっぷりでいきます。

角切り豚肉(カレー用、300gくらい→200gになりました😵)
小かぶ(4個、茎も使います)
塩糀(1/5袋、40gくらい)
味マルジュウ(15mlくらい)
水(400ml)
お米は0.6合ほどを戦闘飯盒2型の中子に入れて吸水を開始し、小かぶは一口サイズに刻み、茎も刻んで使います。

豚肉は、Xinnさんに教えてもらったアイラップに入れるのですが、なぜか戦闘飯盒2型の本体で受けることにしたのが悲劇の始まりでした。

肉をパックからアイラップに移すと、パックの肉の下に敷いてあるシートがくっついています。
「あぁ、はがさなきゃ」とはがすと、、、肉がくっついてきて地面へGo!
河原の砂利がびっしりくっついてしまい、泣く泣くあきらめました。

300gだった肉は200g(推定)に減りましたが、塩糀をたっぷり入れて味マルジュウを加え、よくもんで漬け込みます。

お米の吸水と肉の漬け込みの間に、焚き火の準備です。
カマドも直火も初めてですが、先人の遺跡を観察して、見よう見まねで組み上げました。


焚き火が大きくなって安定したので、戦闘飯盒2型の本体に、小かぶと豚肉を順に入れ、水を加えて中子をセットしたら、準備完了です。

焚き火に直接戦闘飯盒2型をぶっこみ、時間管理で40分、豚の塩糀鍋と水蒸気炊飯の同時料理を始めます!

でも、しばらくすると薪が炭に変わってきてへこみ、戦闘飯盒2型が傾き始めます(そりゃそうですよね)。
石を近づけて焚き火台のロストルをのせ、石の間に薪をくべる新型のかまどに進化させると、安心して料理ができるようになりました。

火力が強いせいか、30分くらいでご飯がいい感じになったようです。

本体の汁がどれほど残っているかわからないので、かまどから戦闘飯盒2型を下ろして、豚の塩糀鍋と水蒸気炊飯の同時料理が完成です。
フタをあけると、つややかなご飯と、汁たっぷりの豚の塩糀鍋にご対面できました。

塩糀の香りがする豚肉は大きい割に柔らかく、噛むとサクサクほぐれていきます。

透きとおる小かぶはアツアツの汁を含んでいて、溶けるような食感で、ご飯とともにお腹に収まっていきます。

豚肉と小かぶをご飯にバウンドさせながら掻き込み、あっという間に完食、氷点下に冷え込んだ夜を、焚き火とアツアツ鍋で吹き飛ばしました。
ごちそうさまでした
おまけ
多めにした汁となめこはどうしたのか、と言う話です。
普段は夜に作ったモノは完食してしまうのですが、今回は翌朝のラーメン汁に使いたかったので、汁は多めに作ってとっておきました。
氷点下の夜でしたが汁は凍らず、朝の焚き火でアツアツに復活、なめこを入れて、マルタイラーメンをいただきました。



残り物料理は、格別ですね。
いいなと思ったら応援しよう!
