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アルストキャンプ飯 『塩麴に漬けた野菜と鳥もも肉の、フライパン焼き』

寒空の下。焚き火にあたりながらキャンプ飯をいただくのが、なんとも心地よい季節になりました。

予定していたのは炭火キャンプ飯、料理はアルストキャンプ飯、まだまだ修行が必要と思いながら、塩麴に漬けた野菜と鳥もも肉の、フライパン焼きをいただきます。

バーナーとクッカー

バーナーはトランギアのアルスト、コンロはGaobabuマルチパネル風防4P+マルチクロス五徳、クッカーは、フライパンにもお皿にもなるタキビズムのフライパンディッシュ(中)です。

図らずも今回、アルストで焼き肉料理ができると分かりました。

今日の料理

今回使いたい調味料は塩麴、家では液体タイプの塩麴を使っていますが、今回はプラス糀シリーズの生塩糀を使います。

糀と麹、どちらも「こうじ」と読みますが、違いがあるのか気になって調べると、漢字の成り立ちに違いがあるんですね。

麹:中国から伝わった漢字
糀:明治時代に日本でつくられた国字

出典:「麹」とは?「糀」と何が違うの?

どちらを使っても間違いではないとのことですが、糀は「米こうじ」を表していることが多いようです。

今回は商品に合わせて、塩糀と書きます。

塩糀に合わせるのが好きなのは鳥もも肉、フライパンディッシュで焼くので、焼き続けても焦げにくい野菜で、なすとアスパラを選びました。

今回はお酒を呑みながらの食事になるので、ご飯は炊かず、肉をたっぷり食べることにしました。

鳥もも肉は大量です

鳥もも肉(300gくらい)
なす(1/2個)
アスパラ(3本)
生塩糀(大さじ3杯ほど、たっぷり!)
あらびきコショウ(適量で)

大体の量です😁

味付けは塩糀とコショウのみで、シンプルに焼き上げます。

チキンハウス青木養鶏場でカット済みの鳥もも肉を買い、ジップロックに移して、塩糀をたっぷりと入れて外から揉み込みました。

塩糀は、舐めるととてもしょっぱいです

なすとアスパラは一口サイズくらいに刻み、ジップロックに入れてよく混ぜ合わせ、1時間半くらい漬け込みました。

空気でふくらますと、混ぜやすいです

その間に炭起こしですが、ここでアクシデント発生!!!

着火剤をセットして放置していた炭起こしですが、ふと見ると一本のオガ炭にほんのりとしか火が着いていません。

オガ炭は着火に時間がかかり、しかも着火剤は使い果たし、もうありません。

辺りはすっかり暗くなり、そろそろ宴を開始したい時間なので、炭火はいったんあきらめました😵

着火剤はよく燃えましたが、炭には着火せず😭
冷えた焚き火台に向けた座席が、空しい…

手持ちのバーナーはアルストしかないですが、フライパンディッシュで料理ができるのか!?

不安はよぎりますがやるっきゃないので、アルコールをたっぷり入れたアルストに風防を設置して、油をひいたら料理開始です!

風防の長さが足らないです…

アルストは風防でしっかり囲うと二次燃焼が強くなりますが、フライパンディッシュから煙が出たので、なんとか肉料理ができそうです。

漬け込んでいた食材はフライパンディッシュに一気に投入、鳥もも肉をひっくり返しながら、あらびきコショウをまんべんなくかけました。

ジュウジュウ言い始めました😚

火力が強すぎるのか、しばらくすると鳥もも肉の皮がフライパンディッシュに焦げ付くので、かなり頻繁に食材を動かして、焦げ付きに注意して火を通していきます。

だんだんいい色になってきました

鳥もも肉の脂が落ち着いて火が通り、塩麴に漬けた野菜と鳥もも肉の、フライパン焼きができました!

いい感じに焼けました😁

ここからは仲間とお酒を呑みながらとなったので、食べた経過の写真はありませんが、食レポします。

今回は塩糀をたっぷりと入れて漬け込んだので、鳥もも肉にも野菜にも塩っ気がしっかりついていて、どんどん箸が進みます。

鳥もも肉は300gもあったのですが、お酒とともに結構なペースでなくなっていき、寒さを吹き飛ばして、あっという間に完食しました。

ごちそうさまでした

おまけ

メインディッシュのあとは焼き鳥が控えていますが、アルストはメタノールを燃やすので、食材に直で火をあてる料理はできません。

そこでやはり炭火の出番ですが、焚き火の焚き付けに作っていた細い薪と、缶ビールのパッケージの厚紙で炭起こしをし、無事着火しました。

今度はいける!
無事、焼き鳥開始

炭起こしは奥が深いですね。
精進します。


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