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【ご自愛】ひとりになれる場所をいつも求めてる

不登園中の息子と毎日毎日一緒だ。
そう、朝から晩まで。毎日一緒にいるからこそ、
わたしはひとりの時間も大好きで大切にしている。
夜、夫が帰るまでの時間ひとり時間を満喫する為に息子を早めに寝かせるよう努めてる。

夜の静寂な時間が好き。何も音のないあの時間が好き。

お母さんではなくてわたしに立ち返れる時間だ。

何をするでもない。お昼にこっそり買ってあった大福をゆっくり食べる。日中に食べるとなると、息子に見つからないようにコソコソ、大急ぎで食べることになるから喉に詰まらせそうで危ないし、そもそもゆっくり美味しさを堪能したい。

好きなYouTubeを見る。長めの動画だと嬉しい。あとは本を読む。好きな本を繰り返し読む。自分の血肉にするかのように。何度も何度も読む。新しく本に出会いたい時にはしょっちゅう本屋さんに行くことが多い。そして大量に買う。そしてインプットをする。こころが喜んでいる。
夜の静かな時間、わたしだけの時間。

そういえば、小学生の頃1人になりたくてひとりになれる場所を求めて毎日図書室にいた。多分クラスで過ごすのが辛くなっていて、苦しくて、でも休み時間など過ごす場所がなくて、その頃の居場所が図書室だった。優しい司書の先生が大好きだった。大きくなったら図書館司書になりたいなと思っていた。
その時に出会った本、今でも思い出すし大切にしている。何度も借りて、持ち帰り、図書室でも読み耽る、読んでいる時は自分と本の世界に浸れていた。楽しかった。そこが居場所だった。

中学校、高校は図書室の記憶があまりない。
多分友達といるのが楽しくて、部活も楽しくて行かなくなったんだと思う。町の図書館にはよく休みの時行っていた。ひとりになりたかった。静かな空間、家でもないひとりになれる場所。

大学に入ると、途端にまた校内の図書室に通った。好きな分野、その当時学んでいた心理学の分野の本を読み漁り、アルバイトのない日は暗くなるまで読んでいた。
10冊くらい大量に借りて、家で読む事も多かった。楽しかった。
その当時は、友達も多いし、大学も楽しくて、恋も全部順調だった。周りには常に誰かがいた。

でも、ひとりになりたかった。
静かに過ごせる場所を求めていた。

こう考えると、なんだか常に、ひとりになれる場所を求めていて、あとは本を読むことが好きなんだ、大切にしている時間なんだと気づいた。

今も好きあらば、本を読む。
寝る前にも1ページだけでも読む。静かな時間。

わたしだけの時間。

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