中央文藝部

3人の子供育てる、 図書館で働く主婦。 ちょっとだけ笑える 毎日バタバタのおばさん日記。

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最近の記事

息子のおもしろ話-4

 小学生の頃なので、今から8年ほど前です。 サッカーのクラブチームに所属していました。 といっても、転校生で途中から入会し、実力もないため、今回はサッカーにまつわる話ではありません。  クラブチームのお友達が、家族でグアムに行ったと、お土産をもらって帰ってきました。 透明のビニール袋にドル札とチュッパチャプスのようなキャンディーと、あと何かお菓子が入っていて、1人ずつ小袋で配れるようにしてくれたんだなというお土産です。  息子も、海外のお菓子!と喜んで見せてくれて、さっさ

    • 息子のおもしろ話-3

       息子の面白いあきれる話、第三弾です。 修学旅行が終わって提出する、日記のような感想文のものです。写真が見にくくてすみません。 提出する前に、書いたものを見せてもらいました。  きっと、書きたいことはあるし、楽しかった思い出もあるし、宿題を提出する気もあるのでしょう。学校オリジナルの原稿用紙1枚提出のところ裏面まで書いているので、やっつけ仕事ではないのは分かるのだけど、とにかく字が汚い、漢字を知らない、漢字を使う気がない、のが分かります。  小学6年生の修学旅行は、京都・

      • 息子のおもしろ話-2

         今回も、次男のおもしろ話第二弾です。(きっと、あと何弾かは続きます)  小学校の夏休み恒例の自由研究。あれについては、毎年頭を悩ませます、親子で。  低学年の頃は、本屋さんの端っこや文房具売り場で売っている、貯金箱キットにお世話になったり、リトマス試験紙を買ってきて一緒に実験したりもしました。  高学年になり、たしか5年生ですが、もう私は手も口も出さず、何なら見ることもせず、本人に任せるようになりました。  夏休みも終盤にさしかかり、この終盤というところがミソなんで

        • 息子のおもしろ話-1

           今回は、次男の面白い話。よく「ネタを記録しといた方がいい」とか、「自分の子じゃ大変だけど、よその子だと面白い」とか言われてきて、忘れてしまうのはもったいないので、ここに記録しておきます。  18歳までに2回、「〇〇についての本出したいですよ〜」と中3の時の塾の先生と、高校の時に通った予備校の先生の2人に半分冗談で言われ、「ネタは提供しますよ」とは言ったが、実は内心では(私が書きたいよ)と思っていた。  さて、小学校時代に戻り、4年生の4月の前半頃のこと。学校から帰ると、

        息子のおもしろ話-4

          苗字についての考察

           名字?苗字?まず、苗字のつもりで入力をしたら、名字と変換されて焦る。たしかにどちらも、ミョウジだ。見たことがある。しかし私は、今まで気にしたことがなかったのだ。  早速、スマホのお世話になり検索してみると、名字も苗字もどちらも正解で使い分けもないとのこと。ただ、「苗」のみょうという読み方は、表外読みのため、公的書類では使われないのだそうだ。ということは、いろいろな申込書や提出書類に記入するときに目にしてきたのは、名字ということになる。なのに何故私は、苗字という字が浮かび、

          苗字についての考察

          老いに追いかけられて

           分かってます、気付けばすでにいくつもの老いの現象に追われています。本当は、老いの減少と書きたいところだが、悲しいことに増えてゆく。現象を減少と掛けるなんて、上手いこと思いついたなと言いたいところだけど、先に変換されただけです。  まずは目からでしょうか。結膜炎になってコンタクトは1週間禁止、眼鏡生活になった数年前、眼科で言われた言葉。「だいたい、40代後半では1/4が眼鏡に戻って、50代では半分、60代になったらほぼ全員、70代になったら見えてなくても気にしなくなるからね

          老いに追いかけられて

          略されすぎてついていけない

           誰だって、長い名前のついているものは呼びづらいし、そもそも長いと名前そのものが覚えられない。  だからきっと、メーカーから新製品が出る時には、製品の名前って大事で何回も会議が行われたりして、案が絞られていくのだろうなぁ、と勝手に思う。その時に、こう呼んだら呼ばれやすい愛称やニックネーム的なものも一緒に考えられるのかな。  そして長すぎる、短縮して呼んだ方が分かりやすい単語はどんどん短縮されてゆく。パーソナルコンピューターがパソコン、は分かる。だけどPCとなると、一瞬何だ

          略されすぎてついていけない

          iPhoneに誘導されて

           いつの間にか、毎日かかせなくなっているiPhoneです。本を読んでいて読めない漢字が出てきたら調べればすぐに分かるし、あのドラマに出ていたのが誰だか思い出せなくて気持ちが悪い時には検索してスッキリするし、夜ご飯の献立どうしようと悩んだ時にはアプリで検索する。本当に便利になったものです。    何か新しいことを検索すると、次回から「あなたにオススメ」とばかりに執拗に画面に表示されてくる。あ、別にそこまで詳しく知りたかったわけじゃないんだけど…と内心思う。  10年ほど前にパ

          iPhoneに誘導されて

          そうきますか、のキャッチボール

           毎日の行動では、こういう時にはこの会話、こういう時にはこう言われるだろうというキャッチボールは、ほぼ予想できる。それで意外な返事がきたら、えっ?と思ったり、予想していた返事だったら、スムーズに安心したり。  しかし極々たまに、えっ?えっ?それ合ってるっけ?聞き間違いではないよね?私の常識が足りなかったの?って思うときもある。キャッチし損ねたというより、絶対に守備範囲から逸れた球筋で投げかけられる時に動揺してしまう。  健康診断を受けている時、まずは身長体重を一緒に測れる

          そうきますか、のキャッチボール

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           1人で歩いている時、電車に乗っている時、周りの会話が耳に入ってくることがありますね。イヤフォンをして音楽などを聞いていないので。(本当は、イヤフォンを聞く側の人になってみたい) 別に耳をすまして会話を聞いてるわけではありませんよ、というていで実は聞き耳を立てている。  信号待ちしていた時のこと。高齢女性ふたりの会話が耳に入ってきました。 A「私ね、この時期にだけ出てくるお豆が好きなのよ」 B「えー?この時期だけ?」 A「そうなの、食べる時崩れちゃうやつ」 B「え

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          カワイイのいろいろ

           世の中には、本当に常に可愛いものが溢れている、ように思う。子猫や子犬、キャラクターでは『ちいかわ』、よその赤ちゃんは泣いていても可愛いし、よちよち歩きの幼児もアイドルも可愛い。  見知らぬ双子の赤ちゃんや子猫が戯れている動画を観ては癒される日々である。もちろん、我が子だってかわいい。  それらの「可愛い」は、視覚から入り、脳で可愛いと認識される。そして思わず無意識に「可愛い」と口から漏れる。  そして、「見て、これ可愛いよ(可愛くて癒されるよ)」「本当だ、可愛い」と、

          カワイイのいろいろ

          懺悔

           先日、チャンス大城さんの著書「僕の心臓は右にある」を読んだ。チャンス大城さんは、クリスチャンの家庭だったので、年の暮れには家族で1年間の懺悔を神父様に告白する。神父様は扉の向こうでそれを聞いている。  チャンス大城さんは、友達と一緒に凶暴な野良犬を連れてきて、昼寝しているお父さんの部屋に放したこと。ひどい。お父さんは野良犬に噛まれて叫び声を上げる。お父さんもまたそれを神父様に告げ口をして、神父様が扉から顔を出さないので扉を開けると、声を出さないようにして笑い転げている。野

          聞き間違い

          聞き間違い 視力が落ちてきたのを実感してすでに数年経ちますが、最近では見えないことにも慣れてきました。普段はメガネをかけないで過ごすので、ウッカリ鏡の前でメガネをかけると、急に現れるシミ・白髪・ホコリ。  あー、ビックリな現実。見なかった事にしようとメガネを外します。非現実の世界で生きているような気持ちでいればオッケーです。  数年前の職場で、私より少し上のお姉さまたちが「目の次は耳にくるよ〜」と言っていたのを思い出す。そうなんです、最近は耳も怪しげになってきて、初老の入

          エレベーターでのいい人

           最近買い物のたびに考えるのが、エレベーターを降りる瞬間なんです。なんて、大袈裟だが、近くのスーパーにある、あの空間には買い物のたびに考えるのである。(大した悩みではないので、帰宅して家族に話して、共感を得たら終わり)  一階にはスーパーや回転寿司やクリーニング店、二階にはDAISOと本屋、ファミレスなどが入っていて、屋上は駐車場がある、とっても便利なモールなのです。無料の休憩所もあったりで、いつも老若男女憩いの場と化している、まあまあ賑やかなスーパーなわけで、子連れファミ

          エレベーターでのいい人

          似たもの言葉

          「ゴリにあって、ゴリゴリにない」 「バリバリにあって、バリにない」  これ、なーんだ?分かったらものすごくすごいのですが、答えは、アラフィーおばさんである私の脳内に潜在する語彙でした。  ゴリゴリに何とかってよく聞くんだけど、使った事がない。使い所を心得ていないのです。筋肉ムキムキって事?ゴルフボール的なもので凝ってる腰とかをゴリゴリする事?くらいしか思いつかない。ちなみにゴリは、お笑い芸人さんとか、ゴリラっぽい風貌の先生のあだ名とかね。  バリっていつ使うんだろう。

          似たもの言葉

          日常に潜むホラー

          日常にひそんでいるホラー  朝の通勤途中、自転車で駅まで向かっていた。いつも信号につかまる神社の前の交差点。その朝は、他に待っている人がいなかった。珍しい。自転車を停止線ギリギリで停めて、3秒後くらい、左後ろの方角から「カラン、カララン」て音がした。ん?何だ?後ろから誰か来た人の音だと、ブレーキ音とか歩く音とか、蹴った石とか缶の音がするはず。    この、軽い「カラン」って何だ?後ろに信号待ちの人が立ったからって、すぐ振り向くのって何かイヤな感じ。でも、気になる「カラン」。

          日常に潜むホラー