孫正義と柳井正が尊敬する人物「レイ・クロック」の自伝を読んで
ソフトバンクの孫正義さん、ユニクロの柳井正さんが尊敬する人物との触れ込みが強力で、手を伸ばした本です。
ビジネスにおける学びがめっちゃ多かったので、オススメです。
個人的に印象に残った部分を、メモしていきます。
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最重要なこと
伝説の営業マンであるレイ・クロック氏。
彼のキャリアの詳細は、別の媒体に譲りますが、一言で言えば
「マクドナルド創業者」
となった方です。
そのレイ・クロック氏が、この自伝の中で何度も何度も書いてあることがあります。
「顧客を儲けさせることが私の仕事」
僕はとても感銘を受けました。
「自分が儲けること」ではないんですね。
「顧客が儲けること」です。
僕も起業してから気付いたことがあります。
最初に自分の利益を考えている人は、あまり上手くいかない気がします。
そうではなくて、お客さんには自分以上に儲かってもらう。
そして、お客さんが儲かったうちの少しだけ、自分にも分けて頂くイメージです。
それが自社の売り上げになります。
営業(セールス)について
続いて、レイ・クロック氏は、以下も強調されています。
「売れる物を最大限の努力で売る。それが商売。」
「ノルマや売上目標は意味がない。」
とてもシンプルですが、大原則だそうです。
他人とのビジネスについて
マクドナルドを始めたのは、実質的にはマクドナルド兄弟。
そのマクドナルド兄弟の店を、世界中に広めたのがレイ・クロック氏だそうです。
となると、マクドナルド兄弟とレイクロック氏は、切っても切れない関係性のはず。
しかし、そんな両者の間でも、深刻なトラブルがあった模様です。
最終的には、関係を断ちます。
どれだけ重要な関係性であったとしても、やっぱりビジネスを他人とやるのは難しいんやなと、勉強になります。
家族について
レイクロックの奥さんは、どれだけ頼んでも、全く仕事を手伝わず、文句ばかりだったとのこと。
マクドナルド創業時も、大反対で文句ばかりと書いてあります。
レイクロック氏は、家族には苦労してたようです。
倒産危機について
マクドナルドも倒産危機はあった。
しかし最初の倒産危機は、なんとサプライヤーから、融資を受けた。
それをちゃんと返済して、信頼になったとのこと。
職権について
レイは、職権は、一番下の人間が持つべきと考えたとのこと。
つまり、店の人間こそ、本部に指示を仰がずに決めれるべきと考え、マクドナルドをその仕組みにしました。
現場重視なんですね。
強く賛同し、勉強になりました。
管理を少なく
レイは、企業がマネジメントを最小限にすることで、最大の成果を得ると考えました。
先ほどの現場に職権を、と合わせて考えると、マクドナルドでは現場が管理されることは少なく、現場で裁量を持っていたと考えられます。
マクドナルドの大成功を見れば、この方針が成功であることは明らかだと感じます。
今日も読んで頂いて有難う御座いました😃
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