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Photo by
piccolotakamura
夜に見た夢
何もしたくない夜
たまにはひとりで
いやずっと一人だが
好きなことを
徒然なるままに
タイミング
この流れ
引き寄せる
この流れ
信じてしまえ
思い込んでしまえ
遠くへ
しがない僕を
運んでくれる
この流れ
タイミング
泥まみれに
突き刺したソード
水晶の輝きが
貫いて
心臓の鼓動が高鳴る
過去は泥まみれ
今もそんなに美しくもない
相応しいことだけ
起きていることも
ようやく
受け入れて
だけど
このタイミング
高く遠く
飛べるかもしれない
この流れに乗って
相変わらずの
ドン・キホーテ
かもしれなくても
信じた高さまで
飛べるかもしれない
感情はいらない
生きて行くために
絶対に必要でもない
ないことに悩むより
それでも生きていける
道を探して
長く遠く
未来を見ていたい
死ぬよりはマシだろう
生きる術を
太くする
そんな夜に
僕しかいない夜に
いじめられて
しくしく泣いていた夜から
遠く
人間関係に
過剰に適応して
そこしかないと
思い込んだ底の夜から
遠くへ来た
未来
今
そして
このタイミング
不器用でも
不完全でも
飛べるだけ飛んで
カタチを刻む
夜空の星に
近づいて
ささやいて
輝くんだ
夜に見た夢は
どれくらい
実現可能だろうか
後に続けよ
僕のガイストたち──