【詩】生きる大地
ひとり遊びが好きだったか
それしかなかったのか
始まりがぼやけている
ひとりでいる時の
自由が好きで
誰かと一緒にいる時の
不自由が嫌い
だから
ひとりでいる時の
寂しさは
あんまり感じない
そして
誰かといる時の
寂しさは
結構感じる
経験上
それが集積して
思考と感情が
決まって
僕という人間が
出来上がる
まったく
人付き合いが
苦手で嫌いだった
訳でもないけど
ひとりに満たされた
快感は
ドーパミンやら
幸せホルモンやらを
ひとりじゃない時より
ずっと
放出していたんだろう
変えるべき?
このままでいい?
今さら
そんなに性格は
変わらない?
困ってないなら
そのままで
変えないと
困ることが多いなら
出来るところから
始めればいい
そんなことを
生きる大地に広げていく
転んだって
また起き上がれるようにね──