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2000年以降個人的洋楽10選Ⅵ

最近洋楽ばかり続いていますが、またやります。やっぱり人生の8割くらいは洋楽聴いてきたような気もするので、洋楽の方が書きやすいです。洋楽が好きなんでしょうね。だから近年の洋楽の不人気ぶりが結構ショックで、まあ実際昔に比べると……、あ、やめときましょう、もう洋楽の悪口書くのは。好きだからこそ、ですが最近は度が過ぎていたような気もするので。いい音楽は時代に関係なく生まれて来るから、前向きにいい面だけ見ていくのもありかな、といろいろ困難なことを経験していくとそういうことも思ったりします。まあそんな感じですが2000年以降の洋楽で、早速どうぞ。


Apologize / Onerepublic (2007年)
「グラミーノミニーズ2009」のコンピレーションアルバム、及び年末の「ビルボード年間チャート」で知った曲で、結構初見で好きになったりしました。そういやその当時のサマーソニックにも出演していて、たまたまその会場、大阪の方に行ってましたが好きなアーティストとかぶって見れなかったような思い出もあります。昔は結構野外フェスに参戦していて、主にサマソニ大阪とかですが、オアシス、レッチリ、リンキンパーク、レディオヘッド、コールドプレイ、グリーンデイなど大物バンドを生で観て良かったですね、青春(といっても30歳過ぎとかですが)のいい思い出です。


Halo / Beyoncé (2008年)
元デスティニーチャイルドで多くのヒット曲を発表した後、2003年に「クレイジー・イン・ラブ」でソロデビュー、瞬く間にスーパースターとなりました。90年代のマライアキャリーを彷彿とさせる感じの新しい時代のスターが出てきたって感じがしていましたね。2003年の夏はどこへ行っても「クレイジー・イン・ラブ」がかかっていた、そんな記憶もあります。この曲は彼女の3枚目のソロアルバムからのシングルで彼女のヒット曲の中で最も長くビルボードのチャートにランクインされていた曲らしいです。しっとりとした、しかしながら重厚なバラードでグラミー賞最優秀レコードも取るんじゃないかって期待していましたが、それは叶わなくて残念だったという記憶もあります。それくらい素晴らしい曲でしたから。


Nothin' On You / B.o.B feat Bruno Mars (2009年)
ブルーノマーズを初めて知った曲かもしれません。ひときわセンスがあって、心地よく揺らしてくれて、夏の暑い時期に聞くとクーリング効果抜群な曲だなと改めて思ったりします。グラミー賞最優秀レコードにもノミネートされた名曲で、やっぱりブルーノマーズに限りない可能性を感じていたなとか無意識にですが、思ったりしていたような気もします。スターって未来の記憶があるんじゃないかっていうくらいに、そこへ向かって驀進していきますよね。将来の売れる自分の姿が最初から見えている、みたいな。だからこそ選ばれた「星」「スター」なんでしょうね。


Need You Now / Lady Antebellum (2009年)
2011年のグラミー賞最優秀レコードを受賞した曲で個人的にもかなり気に入っている曲でもあります。この曲も「グラミーノミニーズ2011」で初めて知った曲でして。グラミー賞最優秀レコードを受賞してもあまり好きになれない曲があの当時結構あったりしたのですが、この曲はすんなりと好きになれました。カントリー系のアーティストで、やっぱりそういう系が聞きやすくて好きなんやなあって思ったりします。


The House That Built Me / Miranda Lambert (2010年)
これは「グラミーノミニーズ2011」に入っていてそこで初めて知ったカントリーの曲です。シンプルで素朴でいながらメロディラインがしっかりしていて、聞きごたえのある佳曲だと思います。この曲もカントリー系で、結構個人的にカントリーの曲って好きなんですよね。だからこういう曲に出会えるとちょっと幸せな気持ちになったりします。


We Are Young / Fun. feat. Janelle Monáe (2011年)
邦題は「伝説のヤングマン」という何とも昭和レトロな題名が目を引く当時大ヒットしていた曲です。ビルボードで6週間1位になっていました。この曲はたぶん年末の「ビルボード年間チャート」で初めて知ってやはりこういう分かりやすいいい曲は一発で気に入りましたね。まあこの曲しか彼らの音楽は知らないのでそこまで言及は出来ないので申し訳ないですが。あの当時はこういう曲自体が久しぶりだったのでワクワクしていたのを思い出します。昔に洋楽にときめいた気持ちに何か似ていましたね。


Locked Out Of Heaven / Bruno Mars (2012年)
この曲で本格的にブルーノマーズが好きになっていったりしました。グラミー賞最優秀レコードも取るんじゃないかって期待していましたが、残念ながらって感じでしたね。まあ相手がダフトパンクだったので仕方ないか。次に紹介します。凄いハイレベルな闘いやったなあ、って個人的にはこの年のグラミー賞最優秀レコードの争いとか見ていて思ったりしていました。70年代のアナログな雰囲気のファンクロックなテイストで、MVも昔懐かしのブラウン管テレビとかの映像でいいですね。


Get Lucky feat. Pharrell Willims / Daft Punk (2013年)
ブルーノマーズとの高い次元での戦いを制して2014年度のグラミー賞最優秀レコードに輝いた曲がこのやはり70年代レトロディスコサウンドの雰囲気を感じさせるこの曲でした。ダフトパンクはあまり知ってはいなかったのですが、かなりハイセンスな曲を作っている凄いユニットなんやな、ってこの時初めて知りました。またファレルウィリアムスがかっこよくて、気に入りましたね。このすぐ後に「ハッピー」でまた大ブレイクしたりするのですが、まあ毎年のように華のある名曲が出てきて、洋楽が盛り返したように感じていた時代でもあります。


Sugar / Maroon 5 (2015年)
21世紀に入ってデビューした洋楽アーティストの中でも日本でも安定して売れたバンドの一つだと思います。やっぱり聞きやすくて分かりやすくて、そして本物であることが日本でブレイクする要素なんかなあって思ったりします。ビートルズ、クイーン、ボンジョヴィ、オアシスとかもそうですよね。この当時は結構アメリカの闇とか問題を表現したりする楽曲とかも多めでしたが、この曲は全くそんなことはなく、どこまでも明るいアメリカの「陽」の部分を描いていて、見ていて気持ち良かった記憶があります。MVとか結婚式にサプライズでマルーン5が出てきて仕掛けられた方が本気で驚いているのとか結構好きでした。


Despacito feat. Justin Bieber/ Luis Fonsi & Daddy Yankee (2017年)
ビルボードで当時の最長記録に並ぶ16週連続1位に輝いた大ヒット曲です。ラテンの香り漂うダンスナンバーで、世界的なスーパースターとなっていたジャスティンビーバーも参加していることでより注目も集めていたんじゃないかなって思ったりします。日本でも「ピコ太郎」のあの曲で有名にもなりましたね。「ジャスティンビーバーがツイッターで紹介してくれたから世界的な大ヒットになった」とかピコ太郎がよくバラエティー番組とかで言ってました。それも含めてなんか懐かしいです。


洋楽連発してしまいましたが、やっぱりテンション上がるのは洋楽の方が多いので、書きやすいですね。邦楽は昔聴いていた時の感受性で思い出して書いたりして、ワンクッション入れないと書けないとかですが(それも懐かしくていいのですけど)、洋楽の名曲は今も大好きなのでそのまま書けたりして書きやすいです。まあやっぱりその割合は下がってはいますけど。年齢的なものかもしれないですし、時代的なものかもしれないですし。どっちにしても流れというのはなかなか巻き込まれていくしかない、って感じでアーティストはみんなそこから必死でもがいて時代を射貫く名曲とか生まれたりして。そういう世相を反映した音楽は流れで聴いていると面白いなとか思ったりします。最近は洋楽も邦楽もレトロブームみたいな感じで、結構好きだったりします。それも含めて時代なんでしょうね。先行きが見えないから昔のぬくもりや良かった文化に触れていたいとかあるんでしょうか。まあそんなこと書いている僕も先行き不透明組で必死にもがくしかなくて、でも無理は出来ないし、そのバランス取ってなんとかサバイブしていきたいと思います。ではまた何かの10選とかで。

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