チェンバー
エコーなチェンバーを
掻い潜ってまで
正しくあろうとする
鏡は気まぐれ
イリュージョン
とりあえず
そこに座って
白湯でもすすれば
私に帰る道がある
相変わらず
冷蔵庫や
電子レンジの
絶え間ない波動の
満ちた3次元空間で
チェンバーな日常を
超えようとする
私の努力は
報われるだろうか?
揺らぎ
揺らいで
私が現実に在ることを
体感しながら
誰かに染まる
変化する
休日の補給
広がれよ
落ちていけよ
そう突き放す瞬間に
またここを
超えて
未来に根を張る
時空を縦横無尽に駆け巡る時
私は確かに
生きていると言える
確かなことは
今のところ
それだけかな